三井物産株式会社

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マテリアリティ

マテリアリティアクションプラン

各マテリアリティと組織ごとの具体的な目標や目標達成に向けたAction、成果指標と、2025年3月期の現状・進捗状況は以下の通りです。

金属資源セグメント

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる 金属資源 金属資源開発及びリサイクル事業 資源開発地域における環境・社会面への悪影響の顕在化及びそれに伴う事業操業国・地域社会からの反対運動の激化 環境や社会に配慮した資源やリサイクル素材の安定的な供給によるマルチステークホルダーからの信頼獲得や新規事業の創出 経済成長や社会・産業を支える金属資源の安定供給に貢献します。 地下資源鉱量の拡充並びにリサイクル事業強化を通じた安定供給体制の強化。
  • 地下資源開発の継続とコスト競争力強化。
  • リサイクル事業のバリューチェーン強化。
  • 鉄鉱石持分権益生産量:約64百万トン/年。
  • 原料炭持分権益生産量:約5.1百万トン/年。
  • 銅持分権益生産量:約91千トン/年。
  • 豪州Rhodes Ridge鉄鉱石案件への出資参画合意。
  • 豪州Ministers North鉄鉱床の新規持分取得。
  • チリLos Bronces銅鉱山と隣接するAndina銅鉱山の一体操業に関する正式契約締結。
  • インドの大手金属リサイクル事業者MTC Business Private Ltd.へ出資参画。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
環境と共生する世界をつくる 金属資源 金属資源開発事業 排出規制強化や水資源制約、自然保護規制強化等に伴う金属資源開発・操業コストの増大 脱炭素対応や水資源効率化、自然共生型採掘、金属リサイクル拡大による競争力向上 脱炭素社会を支える金属資源の供給及び資源産業における環境負荷軽減を通じ、環境と調和する社会の実現に貢献します。 温室効果ガス低減を含む環境負荷軽減取組み及び事業の推進。
  • 製鉄業の低炭素化への原料面からの貢献、バリューチェーン構築。
  • EV化及び電動化に伴い必要となる銅・電池原料・グリーンアルミの安定供給、バリューチェーン構築。
  • 鉱山操業における低炭素、環境負荷低減に向けた取組み。
  • 神戸製鋼所とオマーン国ドゥクム特別経済区での低炭素鉄源製造事業の検討推進中。
  • 鉄鉱石冷間塊成化技術(焼成プロセスからの排出削減)を有する英国Binding Solutions Ltdへの出資を通じた技術開発取組推進中。
  • 原料炭事業からの、Scope1/2(鉱山資機材排ガス、随伴メタンガス等)削減に向けて、引き続きパートナーと協働中。
  • ブラジルAtlasリチウム鉱山への出資参画。
  • ブラジルアルブラスアルミ製錬所に49%出資する投資会社・日本アマゾンアルミニウム(NAAC)に対する増資に応じ、同社への出資比率を約21%から約46%に引き上げ。
  • チリ銅鉱山事業に於いて海水淡水化プラントを建設中(Anglo American Sur事業、Collahuasi銅鉱山)の他、排水利活用も検討中(Anglo American Sur事業)。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
環境と共生する世界をつくる 金属資源 環境対策・金属及び電池リサイクル事業 地下資源需要の変化に伴う既存資源事業の収益性低下 金属リサイクルや電池原料需要拡大に伴う事業機会の増大 金属及び電池リサイクル事業を通じ、サーキュラーエコノミーの実現に貢献します。 サーキュラーエコノミー促進に資する金属及び電池リサイクル事業の強化。 金属及び電池リサイクル事業推進・強化。
  • 当社国内外拠点並びに出資先(三井物産メタルズ、エムエム建材、豪州Sims、インドMTC等)にて金属スクラップ事業を推進中。
  • EV用廃電池セル・パックのリユース・リサイクル事業を推進中。
  • 中国ALCOM Holdingsへの出資参画等を通じ、アルミ二次合金事業の推進を加速。ALCOMが水力発電由来のグリーンアルミ新塊系合金を製造する雲南事業を傘下化、両事業のシナジー発揮を追求。
  • 鉄スクラップAI解析システム開発・販売のEVERSTEEL社への出資参画。
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
人権を尊重する社会をつくる 金属資源 金属資源開発事業 開発地域における先住民族の権利侵害や人権侵害の顕在化に伴う操業許可の取消しや訴訟リスクの増大 地域コミュニティとの対話・共生や人権デューデリジェンスの徹底による社会的信頼獲得と操業基盤の安定化 地域コミュニティに配慮した持続可能な資源開発を通じ、地域経済の維持・発展に貢献します。 プロジェクトパートナー・地域コミュニティとともに、国・地域経済の発展に寄与。 法制度のモニタリング等及びプロジェクトパートナー・地域コミュニティとの対話を継続し、持続可能な資源開発を行う。
  • 現地政府・プロジェクトパートナー・地域コミュニティとの対話を継続中。
  • 当社がパートナーと推進している豪州西部の鉄鉱石事業では、採掘前の先住民団体との事前協議等、先住民の文化・遺跡の保護と鉱山活動とを両立させる取組みを実施。

鉄鋼製品セグメント

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SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる 鉄鋼製品 鉄鋼製品トレーディング事業 環境負荷の小さい鉄鋼製品への転換が進まないことによる顧客離れ 国内外における低炭素鉄鋼に対するニーズの増大 鋼材の安定供給を通じ持続可能な社会づくりに寄与します。
  • 国内外の脱炭素化ニーズに対応した低環境負荷鋼材の普及拡大。
  • 安定したトレーディングを継続。
  • 当社の低環境負荷鋼材取扱い拡充や鋼材バリューチェーン上での削減ソリューション提案。
  • グローバルソーシング・地産地消インフラ需要捕捉。
  • 徐々に拡大するグリーン調達ニーズへの対応として、鉄鋼メーカーや関連パートナーと連携し、国内外の顧客へ高炉・電炉製の低環境負荷鋼材の供給あるいは提案に取組み中。
  • 地政学的リスクや地産地消により不確実性が高まる中、注力地域での鋼材需要補足を加速。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
環境と共生する世界をつくる 鉄鋼製品 再生可能エネルギー向け事業 再生可能エネルギー政策の変動に伴う需要変動や関連資機材市場における競争激化 低炭素社会に向けた世界的な再エネ導入拡大に伴う洋上・陸上風力発電用タワー関連資機材の需要増大 再生可能エネルギー用のインフラ製造・維持補修に取り組みます。 陸上・洋上風力用タワー関連資機材の製造及び、タワー関連資機材の点検・修繕事業確立を通じた再生可能エネルギー普及。 当社取扱いサービス・対応エリアの拡充。
  • ホライズン・オーシャン・マネジメント社による国内洋上風力発電設備の点検・補修サービスの開発、及び風力発電設備に対する予防保全や長寿命化ニーズに対応。
  • リージェンシー・スティール・ジャパン社によるSelf-Elevating Platform船及び着床式・浮体式基礎構造物用部材の製造・供給。
  • Maraen社による英国エネルギー産業向け鋼材加工・機器製造及び港湾事業を通じたエネルギーの安定供給。
  • GRI Renewable Industries社と風力発電タワー・フランジ製造事業のグローバル展開を推進中。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
環境と共生する世界をつくる 鉄鋼製品 総合インフラメンテナンス事業 既存インフラの劣化進行とメンテナンス技術者の人材不足に伴う事業運営リスク 国内外の老朽インフラ増加に伴う予防保全・補修補強等のメンテナンス需要の持続的拡大 既存インフラの長寿化へ貢献します。 高い技術力を持つパートナーとともに、優れたメンテナンス技術による予防保全事業を世界に展開、環境にやさしいインフラ構築への貢献。 総合インフラメンテナンス事業における提供サービス・製品・エリアの拡充。
  • SHO-BOND&MITインフラメンテナンス・Structural Technologies社を通じてインフラメンテナンス事業を推進中。補修・補強等のメンテナンスによる予防保全を通じて、インフラ長寿命化を果たす。
  • 英国パイプライン向け補修機器製造・技術サービスを提供するSTATS (UK) Ltd.によるパイプラインメンテナンス事業の運営。
  • つくる責任つかう責任
健康で豊かな暮らしをつくる 鉄鋼製品 インフラ鋼材製造事業/電磁鋼板の加工・販売事業 電炉生産における電力コスト上昇や鉄スクラップの調達競争激化に伴う収益性の圧迫 再エネ発電設備・EV普及拡大に伴う電磁鋼板やモーターコア等の環境対応型鋼材の需要増 環境にやさしいインフラ構築で豊かな暮らしづくりに貢献します。 環境にやさしい素材の製造・加工・販売とリサイクルで循環ネットワークを構築し、街・暮らしづくりに貢献。
  • 環境負荷の低い生産・供給体制の構築、供給エリアの拡充。
  • 再生可能エネルギー発電所・グリッド新設に伴う変圧器及び、電動車の需要増に応えるモーターコアの安定供給の実現。
  • 鉄スクラップを再利用し鉄鋼生産を行うことができる電炉事業への取組みとして、当社は、タイ電炉メーカー/Siam Yamato Steelに出資(20%)。
  • グローバルに増加する電磁鋼板需要に対しオランダ、カナダの電磁鋼板加工会社への追加投資を実施、及びポーランドにて新規に電磁加工会社を新設。

エネルギーセグメント

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SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる グローバルLNG本部・総合エネルギーソリューション本部 エネルギー開発事業 埋蔵量の枯渇や地政学的リスクの発現、ガス価格下落や環境コスト増によるプロジェクト採算悪化、供給網の断絶等 より環境負荷の低いエネルギー事業の開発と供給ポートフォリオの構築及び社会的信頼獲得
  • 持続可能なエネルギーの安定供給に貢献します。
  • 相対的にクリーンで競争力のあるエネルギー(ガス・LNG)の供給を通じ地域経済の発展や漸進的なエネルギートランスフォーメーションに貢献します。
  • 顧客、社会からの期待に応えるエネルギーの安定的な生産・供給ポートフォリオの構築・強化。
  • 各国の持続的な経済発展を支えるエネルギーの供給。
  • 新規プロジェクトの立ち上げによるエネルギー供給の維持・拡大・多様化並びに既存供給プロジェクトでの工夫や強化。
  • 攻め筋の一つである「Global Energy Transformation 2.0」の「現実解」として重要な役割を担う天然ガス・LNG事業の推進を通じた、社会の持続的発展への貢献。
  • ポートフォリオ・物流機能強化によるLNGの供給並びに需給調整機能の発揮。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 気候変動に具体的な対策を
環境と共生する世界をつくる 総合エネルギーソリューション本部 エネルギーソリューション事業 エネルギー需給・価格の大幅な変動、環境対応コスト増 バイオ燃料、水素・クリーンアンモニア等の次世代燃料、また、CCS/CCUSや排出権等のエネルギーソリューションの需要増加

*CCS(Carbon Capture and Storage):CO2の回収・貯留
CCUS(Carbon Capture, Utilization and Storage):CO2の回収・利用・貯留

脱炭素社会の実現に貢献します。 既存燃料にバイオ燃料、水素・クリーンアンモニア等の次世代燃料、またCCS/CCUSや排出権を組み合わせた網羅的なエネルギーソリューションの提供。 バイオ燃料、水素・クリーンアンモニア等の次世代燃料、CCS/CCUS、排出権等の事業への参画・推進 主要案件は以下の通り。

  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
人権を尊重する社会をつくる グローバルLNG本部・総合エネルギーソリューション本部 エネルギー開発事業 開発地域における人権侵害の顕在化に伴う事業遅延や訴訟リスクの増大 現地雇用の創出やインフラ整備を通じた地域経済発展への貢献による事業基盤の強化 当社開発プロジェクトの推進を通じ地域経済の発展に貢献します。 現地政府、コミュニティとの取組みを通じ、当社開発プロジェクトに伴う国家、地域経済の発展に寄与。 新たな地域インフラの整備、現地雇用の創出等。 各国・地域の要請や潜在需要に基づくインフラの整備等に取組中。

モビリティ・デジタル・インフラ

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SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる モビリティ第一 乗用車/商用車販売・リース事業
  • 消費者の車離れや環境対応車への転換遅延等による需要停滞。
  • 米中貿易摩擦の激化や輸出規制強化を含む地政学リスクによるサプライチェーン混乱・調達コスト増大に伴う販売減。
新興国を中心とした人口増加地域における車需要、環境意識の高まりによる環境対応車需要の増加 新興国を中心として需要の増加が見込まれる輸送、資源運搬、乗用車/商用車需要拡大に対応します。
  • 当社グローバルネットワーク・パートナーを通じた販売・リース体制の拡充。
  • 販売量のみならず環境負荷の軽減・持続可能な成長に資する車両の提供。
  • 各領域におけるグローバルパートナーとの取組み深化。
  • 販売量(特に環境対応車)、市場シェア、リース台数、販売地域。
経済成長に伴い乗用車・輸送機器の需要が拡大している南米、アジアなどでの販売・リース事業に取組中。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる モビリティ第一 産業機械、製造事業 自然災害や水資源制約、環境負荷に伴う製造停滞・評判低下 リサイクル市場拡大や循環型モデル導入、世界的な半導体需要増に伴う事業機会の拡大 世界的に需要拡大が予想される工作機械及び半導体関連装置等の持続可能な安定供給、安定稼働を実現します。 世界をリードする技術力とものづくりの力を備えたパートナーと共に、高性能な製品の製造・販売を行います。
  • 当社グローバルネットワークを通じて、パートナー企業の販売体制や顧客基盤の強化に貢献します。
  • 人材開発支援策・コーポレート機能強化策等の推進を通じたパートナー企業の価値向上に貢献。
2024年に資本業務提携契約を締結した岡本工作機械製作所の営業・経営基盤強化を支援。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる モビリティ第一 鉱山機械販売・サービス事業 鉱山操業における脱炭素化・自動化ニーズ低下や同ニーズへの技術対応遅延に伴う競争力低下 鉱山のオペレーション効率化・自動化ニーズの高まりに伴うソリューション提供機会の拡大 社会の発展に欠かせない資源採掘の現場で稼働する、鉱山機械の安定操業を支えます。 鉱山機械の販売・修理サービス事業を基盤に、鉱山事業全体へのソリューションを提供。
  • 販売・サービス一貫の顧客サポート体制の強化、拡充。
  • 鉱山のオペレーション効率化に資する各種ソリューションの提供。
世界有数の銅生産国ペルーにおいて、鉱山機械販売・サービス事業を展開。2024年には露天掘り向け超大型ロープショベル等の販売会社を吸収合併し取扱ラインナップを拡充。鉱山顧客への販売・サービス体制を継続強化中。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる モビリティ第二 船舶事業 IMO等の環境規制強化に伴う既存船舶の規制不適合リスク及び対応コストの増大 世界経済成長に伴う海上輸送需要の拡大と環境対応型船舶への更新需要の増加 世界経済の成長に伴い拡大を続ける海上輸送需要に応えるため、高品質で環境に優しい、競争力ある船舶やサービスを提供します。 DXを活用した最適航路選定による燃費削減や新燃料等新技術の取組みにより環境負荷の軽減と海事産業の持続可能な成長に貢献。 各領域(造船所、船主、用船者)におけるグローバルパートナーとの取組みを強化。本邦メーカーの技術力活用に向けたイニシアティブを発揮。 海運業界における排出量削減が世界的な課題となっている中、海運業界の脱炭素化を目指しゼロカーボン輸送に向けた応用研究を行う「Maersk Mc-Kinney Moller Center for Zero Carbon Shipping」に、戦略的パートナーとして2021年4月に参画。2022年5月より出向者を派遣し、舶用向け低炭素燃料使用における技術的、商業的課題の解決に向けた活動を他パートナー企業と共に取組中。
  • 住み続けられるまちづくりを
環境と共生する世界をつくる モビリティ第一 EV/FCVモビリティ製造・販売事業
  • 新技術・新市場の拡大に伴うモビリティ事業の既存需要変動・収益性低下。
  • 中国系EVメーカーの新興国市場への進出加速による競争激化・価格圧力の増大。
次世代モビリティやエネルギーマネジメント需要拡大による販売機会増大 環境負荷の低い輸送機器の普及に取り組み、脱炭素社会の実現に貢献します。 EV/FCV等の環境負荷の低い輸送機器でのサービス提供体制を整備。
  • 環境負荷の低い取扱製品ラインナップの拡充。
  • 既存・新規パートナーと共に脱炭素社会に寄与する取組みの推進。
EV・FCV関連事業の一例として、2023年、2024年に各々出資参画したインドのEKA(Pinnacle Mobility)、及びWorld of River(River)の事業を通じて、インド政府が深刻な大気汚染問題への対策として取り組むEVバス・二輪車普及に貢献。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 海の豊かさを守ろう
環境と共生する世界をつくる モビリティ第二 船舶事業 次世代燃料の技術確立の遅れや供給インフラの未整備に伴う海運脱炭素化の停滞 メタノール・アンモニア等の低炭素燃料船需要の拡大に伴う事業機会増大 世界経済の成長に伴い拡大を続ける海上輸送需要に応えるため、高品質で環境に優しい、競争力ある船舶やサービスを提供します。
  • DXを活用した最適航路選定による燃費削減や新燃料等新技術の取組みにより環境負荷の軽減と海事産業の持続可能な成長に貢献。
  • 次世代新燃料の活用を推進し、脱炭素化の実現に向けた社会全体の取組みに貢献。
  • 船舶事業を通じ、環境負荷軽減を行い、海洋生態系への影響を低減。
  • 燃料転換や燃費向上を通じた海運業界のGHG20~30%削減への貢献
  • 各領域(造船所、船主、用船者)におけるグローバルパートナーとの取組みを強化。本邦メーカーの技術力活用に向けたイニシアティブを発揮。
  • 新規発注船への次世代新燃料の活用推進。
  • 環境負荷を軽減する船舶の増加。

*IMO(国際海事機関)が定める2030年の目安

  • CO2排出を低減するメタノールや燃焼時にCO2を排出しないアンモニアを燃料として使用できる主機関搭載の船型開発推進。
  • 船舶による貨物輸送時に必要となる「バラスト水」に含まれる海洋生物の越境移動による、海洋生態系への悪影響を与えることを避けるため、国際海事機関(IMO)の「バラスト水管理条約」に対応し、船舶へのバラスト水処理装置の設置の採用を推進。
  • 船舶トレーディング・保有事業においてSOx・NOx排出量の大幅抑制につながる船舶の発注増等を通じ、世代交替に取組中。パートナー企業と共に、世界初となるメタノール燃料ばら積み貨物船の開発・定期用船を実現。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
健康で豊かな暮らしをつくる モビリティ第一 交通インフラ事業 新興国における政治・社会情勢の変化や用地取得困難に伴うインフラプロジェクトの遅延 新興国の人口増加・経済成長・都市化の進展に伴う交通・生活インフラ整備需要の拡大 交通、生活インフラの整備・拡充を通じ新興国の持続可能な成長に貢献します。 当社交通インフラ事業に伴う現地雇用や完工後の現地生活水準の向上を通じ、新興国の持続可能な成長に貢献。
  • 地域コミュニティとの融和、対話を通じたプロジェクトの推進。
  • プロジェクト資機材発注の際のサプライチェーンマネジメントの強化。
インド最大の産業集積地帯であるデリーからムンバイ間での貨物輸送力を強化するため、貨物専用鉄道の建設プロジェクトに継続して取組中。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
健康で豊かな暮らしをつくる モビリティ第二 船舶事業 海運業界における環境規制強化やサプライチェーン混乱に伴う海上輸送コストの上昇 グローバル物流の拡大とDXを活用した海上輸送効率化技術の進展に伴う事業機会の増大 世界経済の成長に伴い拡大を続ける海上輸送需要に応えるため、高品質で環境に優しい、競争力ある船舶やサービスを提供します。 DXを活用した最適航路選定による燃費削減や新燃料等新技術の取組みにより環境負荷の軽減と海事産業の持続可能な成長に貢献。 各領域(造船所、船主、用船者)におけるグローバルパートナーとの取組みを強化。本邦メーカーの技術力活用に向けたイニシアティブを発揮。 海運業界における排出量削減が世界的な課題となっている中、海運業界の脱炭素化を目指しゼロカーボン輸送に向けた応用研究を行う「Maersk Mc-Kinney Moller Center for Zero Carbon Shipping」に、戦略的パートナーとして2021年4月に参画。2022年5月より出向者を派遣し、舶用向け低炭素燃料使用における技術的、商業的課題の解決に向けた活動を他パートナー企業と共に取組中。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
持続可能な安定供給の基盤をつくる デジタル・電力ソリューション デジタル・電力ソリューション事業 自然災害や水供給制約、環境規制強化に伴う発電事業の操業中断・コスト増 レジリエンス強化による安定操業と企業評価向上 安定操業や環境負荷軽減を勘案した事業運営を行い、国・地域ごとに最適化された持続的かつ安定的な電力供給を通じ、地域に貢献します。
  • 建設中案件の完工・商業運転開始。
  • 稼働率・熱効率の向上。
  • 環境負荷軽減策の実施。
  • 環境・社会面を含む多角な顧客ニーズを満たす総合エネルギー会社としての基盤拡大。
  • 建設中案件の進捗モニタリングや案件良質化に向けたPDCAの継続実施。
  • 環境負荷軽減策の検証・実証・実践。
  • 新たな国・地域への事業展開。
  • 営業体制強化・デジタルマーケティング推進、ソリューション拡充による新規案件獲得。
世界20カ国・地域・75件の電力事業(Net容量9.4GW)を通じて、人々の生活を支える安定的な電力供給に取組中(2026年3月末現在)。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる デジタル・電力ソリューション ガスインフラ事業
海洋インフラ事業
環境規制の強化や深海操業における技術的リスクに伴う資源インフラ開発コストの増大 世界的なエネルギー需要の堅調な伸びに伴うFPSO等資源インフラへの投資機会の拡大 環境への影響を十分に考慮しつつ、資源の安定供給という社会的使命・責任を果たし、国・地域の持続的な成長に貢献します。
  • 既存事業の供給能力及び効率性の向上。
  • 建設中案件の完工・商業運転開始。
  • DXを活用した安定操業。
  • 環境負荷軽減。
  • 効率性向上のため継続的なPDCA実施。
  • 稼働率及び効率性の向上策の実施。
ブラジル沖で同国向け油・ガスをMODEC社と共同保有するFPSOで生産。今後もブラジル沖を中心にグローバルな大深海海底油・ガス田地域での安定供給に貢献。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる デジタル・電力ソリューション 社会基盤インフラ事業 自然災害や沿岸・海洋生態系への影響に伴う港湾事業のコスト増・評判低下 自然再生や自然共生型港湾機能の強化による競争力向上 物流拠点の整備・拡充・安定操業により世界の物流需要の拡大に貢献します。 世界の伸びゆく物流市場における物流基盤の拡充及び効率化向上。
  • DX等を活用した操業率向上及び新たな付加価値の創出。
  • メンテナンスを含め、効率化に継続的に取り組む。
  • インドネシアにおけるコンテナターミナル事業では業界最高水準の操業効率を維持。更なる効率化実現のため料金支払プロセスのオンライン化(ペーパーレス化)やトラック輸送最適化等のDX機能拡張を推進。
  • これまでメンテナンス効率向上等に資するDX化を推進してきたシンガポール/Portek社傘下のインドネシア/DHU社にて、クレーン・トラックオペレーションの効率化等を目的とするDX取組みPhase2を開始。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
環境と共生する世界をつくる デジタル・電力ソリューション デジタル・電力ソリューション事業 再生可能エネルギーの系統接続制約や政策支援縮小、炭素税等に伴う事業採算性の悪化 脱炭素化に寄与する再生可能エネルギー電源の事業機会 脱炭素化によるGHG排出削減に資する再生可能エネルギー電源を建設、開発、操業、運営します。 再生可能エネルギー比率30%達成。
  • 国内外の新規再生可能エネルギー電源(洋上風力、集中型大型太陽光、分散型太陽光、DSO等)の建設。
  • 国内外の再生可能エネルギー電源の安定操業。
  • 再生可能エネルギー周辺ビジネス提供。
  • 台湾の海龍(ハイロン)洋上風力発電事業の最終投資決断を実行(2023年9月)。
  • 当社含むコンソーシアムが、新潟県村上市及び胎内市沖における洋上風力発電事業者に選定(2023年12月)。
  • 米国での電力垂直統合事業拡大に向けた太陽光発電事業の最終投資決断を実行(2024年5月)
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
環境と共生する世界をつくる デジタル・電力ソリューション 社会基盤インフラ事業 水資源の枯渇や水質関連規制の強化に伴う造水・上下水処理事業の運営コスト増大 世界的な水不足の深刻化に伴う造水・海水淡水化・上下水処理事業への需要拡大 造水・上下水処理により水問題を解決し社会の持続的成長に貢献します。
  • 既存上下水処理事業の効率性向上。
  • 造水事業の安定操業化。
  • 新規水関連事業獲得。
  • 米州上下水処理事業の安定操業と新規案件推進。
  • 米州造水事業の完工及び操業開始。
メキシコ/MITinfra社を通じて上下水処理事業や産業顧客向け廃水処理事業による地域住民の生活環境の向上、水資源不足の解決。チリ/Caitan社を通じて鉱山向け海水淡水化・揚水サービス運営事業に参画。サステナブルな企業活動に貢献。新規取組みに関しても検討、推進中。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
環境と共生する世界をつくる デジタル・電力ソリューション 社会基盤インフラ事業 再生可能エネルギーの系統接続制約や政策支援縮小、炭素税等に伴う事業採算性の悪化 脱炭素化に寄与する再生可能エネルギー電源の事業機会 新事業領域やモビリティ、製鉄・化学品、食品等の他事業領域での脱炭素・カーボンニュートラルへの取組みに対して、脱炭素・環境関連商材の提供・活用して、世界の脱炭素・カーボンニュートラルに貢献します。 当社総合力を活用した脱炭素取組みの推進、拡大。
  • LEED Platinum認証の基準に適合する設備建設・運営を推進し、環境と調和する都市開発に貢献。
  • 次世代領域において客先需要を正しく捉えることによる、新規商材やサービスの発掘、実証試験及びその後の量産導入。
  • One Bangkok地域冷房・配電事業において地域冷房設備・配電設備の建設・順次サービス開始。
  • 脱炭素に関わるインフラ構築に向け参入機会の追求。
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
健康で豊かな暮らしをつくる デジタル・電力ソリューション デジタル・電力ソリューション事業
ガスインフラ事業
社会基盤インフラ事業
各国の電力政策変更やエネルギー市場、デジタル市場の変動に伴う発電・インフラ事業の収益性低下、競争激化
  • 新興国の経済成長に伴う電力・ガス配給・上下水道等の社会インフラ整備需要の持続的拡大
  • デジタル市場の成長に伴う関連インフラやソリューション事業のニーズの増加
現代の生活に必要不可欠な発電所・デジタルインフラ・ガスインフラ・社会基盤インフラなどの整備・構築に貢献します。 電力、デジタルインフラ、ガスインフラ、社会基盤インフラ分野において、事業をグローバルに展開。
  • 発電事業案件を通じた安定的な電力供給
  • ガス配給サービスの提供
  • 上下水・海水淡水化事業を通じた水資源への貢献
  • 国際海底通信ケーブルに加え、デジタル領域での取組検討
  • 世界20国・地域・75件の電力事業(Net容量9.4GW)を通じて、人々の生活を支える安定的な電力供給に取組中(2026年3月末現在)。
  • ガス配給事業:ブラジル/Mitsui Gas社を通じてブラジルで74万以上の顧客にガス配給サービスを提供。
  • メキシコ/MITinfra社を通じて上下水処理事業や産業顧客向け廃水処理事業による地域住民の生活環境の向上、水資源不足の解決。チリ/Caitan社を通じて鉱山向け海水淡水化・揚水サービス運営事業に参画。サステナブルな企業活動に貢献。新規取組みに関しても検討、推進中。
  • NTTグループ及びJA三井リースと共に日米間の新規海底ケーブル完工を2025年4月に達成、運営・販売に取組中。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
健康で豊かな暮らしをつくる デジタル・電力ソリューション デジタル・電力ソリューション事業 無・弱電化地域における事業モデル確立の困難さや政情不安に伴う投資回収リスク 途上国・新興国における分散型クリーン電源への需要増加と住民の生活水準向上への貢献 分散電源事業への取組みを通じ途上国・新興国の生活水準向上に貢献します。 インドの無・弱電化地域に太陽光発電を中心とした持続可能でクリーンな電源を供給する。 インド/OMC Power社を軸とした持続可能な分散電源事業ビジネスモデルの構築。 OMC Power社はインドの分散型ミニグリッド分野のリーディングプレーヤー。電力供給が不安定なインド農村部において、太陽光発電、蓄電池等を組み合わせ、携帯基地局及び商店・地域住民コミュニティ、及び州政府系建物向けに安定的、かつ環境に優しい地産地消の電力を供給。

化学品セグメント

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる ベーシックマテリアルズ本部 本部内の全ての事業領域(ガス化学事業/基礎化学品事業/高機能化学品原料事業/タンクターミナル事業) 基礎化学品製造工程における環境・社会面への悪影響による操業制限 環境や社会に配慮した資源やの悪影響が小さい化学品の需要増 基礎素材の安定供給と産業インフラを支えることにより、サステナブルな社会の実現を目指します。 塩、メタノールの製造事業やタンクターミナル事業における能力拡張と、ロジスティクス拡充等によるトレーディングの拡大を通じた、生産供給体制の盤石化。 各案件のマイルストーン管理、並びにOil to Chemicalsの潮流、本邦及び極東地区での業界再編を踏まえたトレーディング拡大。 地政学リスクの高まり、世界経済の不透明感が続く中、当社のトレーディング機能によりサプライチェーンを繋げたり余力を持たせることが一定程度出来ており、今後も安定供給の基盤強化・機能発揮に取り組む。
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう
環境と共生する世界をつくる パフォーマンスマテリアルズ本部 森林資源事業 異常気象や自然保護規制、需要変化に伴う森林資源事業の収益性低下 持続可能な木材需要拡大や森林価値向上による事業機会の拡大 温室効果ガス削減への貢献、生物多様性の保全に取り組みます。 植林による温室効果ガス削減貢献、森林認証の遵守。 植林を通じた温室効果ガス削減プロジェクトの創設、保有植林資産の森林認証維持。 パートナー企業と温室効果ガス削減に向けた取組みの強化、海外にて保有する全植林資産において森林認証を取得済。
  • つくる責任つかう責任
  • 海の豊かさを守ろう
環境と共生する世界をつくる パフォーマンスマテリアルズ本部 素材事業 化石由来化学品需要の減少や再生材需給逼迫に伴う事業環境の悪化 次世代化学品やリサイクル材需要拡大に伴う事業機会の増大 素材及び製品事業を通じ、脱炭素社会及び循環型社会の実現に貢献します。 環境に優しい素材・製品の開発及びリサイクルやその他循環型ビジネスの創出・強化。 パートナー企業との低環境負荷素材・製品の開発及びマーケティングの推進、ならびに循環型ビジネスモデル構築を含めたソリューションの開発と提供。 容器包装需要家を中心としたプラスチックリサイクルを目指す国内最大規模のコンソーシアムであるCLOMAの活動を通じて、2030年容器包装プラスチックの30%を再生材利用プラスチックとするべく、供給可能な再生材獲得を目指して活動中。プラスチック関連パートナー企業との低環境負荷素材・製品の開発及び事業化を推進中。
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう
環境と共生する世界をつくる ニュートリション・アグリカルチャー本部 アグリサイエンス事業/アグリソリューション事業 気候変動や自然関連規制強化に伴う農業生産性低下と対応コスト増大 持続可能な農業技術や再生農業需要拡大による事業機会の拡大 サイエンスを通じ、自然資本を保全しつつ、環境と調和した、農業生産の実現に貢献します。 農業技術の開発・普及による農業生産の環境負荷低減の実現。 菌類や天然抽出物等から作られる生物農薬を開発・普及することで環境負荷を下げ、環境と調和した農業生産を実現。 生物農薬と、化学農薬等を適切に組み合わせる「IPM」(Integrated Pest Management、総合的病害虫・雑草管理)を推進することで、生産性が高く、持続可能な農業システムの構築を推進。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
健康で豊かな暮らしをつくる ベーシックマテリアルズ本部 高機能化学品原料事業 化学品の原料供給途絶や価格高騰に伴う高機能化学品事業の採算低下 先端素材・機能性化学品の需要拡大に伴う高機能化学品領域の事業機会増加 マテリアルデザイン力の発揮を通じた世界のQuality Of Life向上に貢献します。 ベーシックマテリアルズ本部のGrowth Driverの一翼として、スペシャリティケミカル領域での新事業・新事業群の形成。 高機能樹脂原料やコーティング、さらには化粧品・医薬の原料等の素材関連ビジネスそれぞれの事業戦略の推進・マイルストーン管理。 本州化学や関西ペイント等とのパートナーシップ深化等を梃子として、各領域での事業展開を着実に広げている。
  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
健康で豊かな暮らしをつくる パフォーマンスマテリアルズ本部 コンシューマープロダクツ事業 消費者の安全・品質意識の高まりに伴うコンシューマープロダクツの規制強化や訴訟リスク 健康意識・美容意識の世界的な高まりに伴うコンシューマープロダクツ製品市場の拡大 コンシューマープロダクツ(パーソナルケア製品、衛生用品、化粧品等)事業を通じて、人々のQuality Of Life向上に貢献します。 消費者ニーズに基づいた製品・原料の調達、開発、マーケティングの実現。 消費者ニーズの分析と把握を通じ、日本のユニークな技術を活かした商品開発、海外マーケティング活動の推進。
  • 米国の消費者向けに新たな高品質スキンケア製品の開発を推進。
  • ブラジルにおける高品質スキンケア製品の普及、販売を目指した事業基盤構築を推進。
  • すべての人に健康と福祉を
健康で豊かな暮らしをつくる ニュートリション・アグリカルチャー本部 フードサイエンス事業 食品添加物・サプリメントに対する各国規制の厳格化に伴う販売地域・製品の制約 高齢化の進展や健康志向の高まりに伴うフードサイエンス・未病対策ソリューションといった食と健康需要増大 サイエンスを通じ食の高付加価値化、及び健康ニーズに応えます。 食と健康需要に応える事業基盤を確立。
  • サイエンスに基づいた商材(甘味料・保存料・香料等)及びFormulation機能の拡充を通じ、フードサイエンス事業基盤を確立。
  • 高付加価値サプリメント漢方薬等の提供を通じ、アジア市場の消費者に対し未病対策ソリューションを提供する事業基盤を確立。
当社出資先Nutrinovaを通じてグローバルに甘味料・保存料を製造販売。また、アジア漢方薬製造販売事業を中心に、高齢化社会・生活の質向上などを勘案した未病・予防領域の事業を展開。
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる 化学品セグメント コンプライアンス 各国の化学物質管理規制の厳格化や法令不適合に伴う事業停止・信用毀損のリスク 高度な化学物質管理体制の構築と専門人材育成による顧客・社会からの信頼獲得と事業機会の拡大 化学物質の管理において、コンプライアンス体制維持及び品質向上を通じた持続可能な供給体制を構築します。 危険有害化学物質に係わる法令順守体制の維持・品質向上、製品安全のための社員教育やイニシアティブへの参画。
  • 社員教育の機会の提供と業務品質向上。
  • 化学物質の危険有害性情報や法令情報のアップデート・把握・通知・表示の徹底。
  • 化学物質管理の専門人材拡充。
地球環境を守るため、化学物質管理を安全保障貿易管理と並ぶ重要なトレード・コンプライアンスと位置づけ、化学物質管理に係る法令情報のアップデートを行うとともに、化学品を取り扱う三井物産及びグループ会社すべてを対象に、化学物質管理に係る法令研修を定期的に実施。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な安定供給の基盤をつくる パフォーマンスマテリアルズ本部 洗剤原料、オレオケミカル事業 パーム油等天然原料の供給不安定化や環境規制強化に伴う調達コストの増大 天然由来・植物由来素材への消費者ニーズのシフトに伴うオレオケミカル製品需要の拡大 洗剤原料、オレオケミカル事業領域において、安定供給に寄与します。 安定供給体制の構築。 製造事業の拡充と安定した生産。
  • タイにおける洗剤原料製造事業、並びに販売支援。
  • マレーシア・中国におけるオレオケミカル製造事業、並びに販売支援。
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる パフォーマンスマテリアルズ本部 トレーディング事業 サプライチェーンにおける森林破壊・人権問題等の悪影響の顕在化に伴う取引規制強化 森林認証品・トレーサビリティ確立製品の需要増加に伴うサステナブル商材の取扱拡大 環境保護による持続可能な社会を実現するため、安全・安心な商品の調達、提供に取り組みます。 持続可能なサプライチェーン取組方針の周知徹底、及び同方針のサプライチェーン全体での達成を目指す。
  1. 個別調達方針毎の実施状況モニタリング。
  2. 2030年までに、(1)天然ゴムの原産地までのトレーサビリティ100%、(2)木材、(3)紙製品の認証商品取扱率100%。
  1. 森林資源を有効活用する際に自然環境保護との両立が求められる商品と認識している木材、紙製品、天然ゴムに関して個別調達方針を策定。
  2. (1)100%
    (2)製材*1:0%*2、製紙用ウッドチップ*1:100%
    (3)紙製品*3:100%

*1 FSC®、PEFC等を含む国際的に認められた森林認証を受けたサプライヤーが取り扱う、または認証機関より管理材として認められた製材および製紙用ウッドチップ
*2 認証団体のFSC®自体が特定産地国材に対する認証付与を取りやめたことによる。当該製材については2024年4月に新規受注を終了、2024年6月に履行完了済。
*3 FSC®をはじめとする国際的に認められた森林認証もしくは当社個別調達方針(紙製品)の行動指針に準ずる管理が確認できる木材由来のパルプから製造された紙製品。

  • 飢餓をゼロに
持続可能な安定供給の基盤をつくる ニュートリション・アグリカルチャー本部 アグリサイエンス事業/アグリソリューション事業 気候変動や病害虫の増加に伴う世界的な農業生産性の低下 世界人口増加に伴う食料増産ニーズと持続可能な農業技術・バイオ農薬等への投資拡大 サイエンスを通じ持続可能な農業生産の実現に貢献します。 農業技術の開発・普及による農業生産の環境負荷低減、及び生産性向上の実現。
  • 農業技術の開発・普及による農業生産の環境負荷低減、及び生産性向上の実現。
  • 菌類や天然抽出物等から作られる生物農薬を開発・普及することで環境負荷を下げ、環境と調和した農業生産を実現。
  • 土壌分析による化学肥料の散布量最適化や、バイオスティミュラントの普及を促進。
  • アフリカにおける農業資材供給基盤を強化。
  • 生物農薬と、化学農薬等を適切に組み合わせる「IPM」(Integrated Pest Management、総合的病害虫・雑草管理)を推進することで、生産性が高く、持続可能な農業システムの構築を推進。
  • ラテンアメリカを中心に総合農業資材ディストリビューション事業を展開。
  • 天然抽出物から作られるバイオスティミュラント会社を新規に立ち上げ。ETG社を通じアフリカで農業資材を普及・供給。
  • 野菜種子(研究開発型)事業を通じたサステナブルな野菜供給に取組中。
  • 飢餓をゼロに
持続可能な安定供給の基盤をつくる ニュートリション・アグリカルチャー本部 アニマルソリューション事業 気候変動や自然関連規制強化に伴う畜産生産性低下と対応コスト増大 飼料・水効率改善や持続可能な畜産需要取り込みによる競争力向上 サイエンスを通じ持続可能な食肉生産の実現に貢献します。 飼料添加物・動物薬/ワクチンの開発・普及による畜産の環境負荷低減、及び生産性向上の実現。
  • Gut Health(家畜の腸内細菌叢改善)事業の確立を通じた家畜の効率的な成長と環境エミッション低減の実現。
  • ワクチン・動物薬の普及を通じた家畜の生産性向上とアニマルウェルフェアの実現。
  • Gut Health事業の確立に向け当社出資先であるNovusの業態変革を推進。
  • 日本、ブラジルにて動物薬製造販売事業に参画。
  • 動物の種苗事業へ進出。飼料添加物、動物薬等の既存事業とのシナジーを追求。
  • 飢餓をゼロに
持続可能な安定供給の基盤をつくる ニュートリション・アグリカルチャー本部 アグリソリューション事業 産出国の輸出規制等の地政学リスクに伴う肥料原料調達の不安定化 農業の世界的な生産拡大に伴う硫黄・硫酸・燐鉱石等の肥料原料需要の増大 基礎素材の安定供給と産業インフラを支えることにより、サステナブルな社会の実現を目指します。 製油所の安定稼働に加え、化学品産業・農業の安定生産への貢献。
  • 硫黄・硫酸のロジスティクス機能拡充。
  • ペルー燐鉱石の安定した生産・販売体制の確立。
  • 当社子会社である第一タンカーやAglobisが有する船腹、ローリー、タンクターミナルといった硫黄・硫酸でのロジスティクス機能のグローバル展開を強化・推進。
  • 燐鉱石は増産を重ね2025年生産実績は5.0百万トン。
  • つくる責任つかう責任
環境と共生する世界をつくる ベーシックマテリアルズ本部 本部内の全ての事業領域(ガス化学事業/基礎化学品事業/高機能化学品原料事業/タンクターミナル事業) 自然災害や環境規制強化、需要変化に伴う化学品事業の収益性低下 資源効率向上やリサイクル・環境配慮製品需要拡大による事業機会増大 脱炭素社会とサーキュラーエコノミーの実現に貢献します。 エミッションマネジメントとリサイクル領域での事業創出・取組み強化。 低炭素製品の製造・販売、燃料アンモニア事業の開発、各種リサイクル事業の開発。
  • 低炭素メタノール・アンモニアの各種事業案件を開発中。
  • PETボトル再資源化事業におけるPET樹脂生産開始(年間25,000トンを生産)。
  • Fairwayにおけるバイオメタノールの製造。
  • 第一タンカーにおける燃費効率向上に資する高機能船底防汚塗料への切替えを硫黄船1隻にて実施済で、燃費効率を評価検証中。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
環境と共生する世界をつくる パフォーマンスマテリアルズ本部 クリーンエネルギー事業 水素・燃料電池技術のコスト低減の遅れや各国財政事情による補助金や規制整備の遅れによる競争力不足や関連インフラ整備の停滞に伴う普及遅延 脱炭素化に伴うモビリティ分野等での水素関連バリューチェーン市場の拡大及び欧州におけるRED3規制の下での輸送セクターに加えてリファイナリーでのグリーン水素使用の動き 脱炭素社会の実現に向け、Energy Transformationの加速、水素等クリーンエネルギーの普及に取り組みます。 燃料電池(FCEV)と水素製造・供給のバリューチェーン構築により、特に商用車等のモビリティ領域における脱炭素化を実現する。 パートナー企業との連携強化、並びに水素サプライチェーンの拡充。 圧縮水素タンク・システム及びバッテリーシステム・車両インテグレーション事業者、水素ステーション開発・運営事業者、グリーン水素製造事業者への出資、並びに事業支援。

ウェルネスエコシステム

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • 飢餓をゼロに
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる 食料 トレーディング事業 サプライチェーン全体で環境・社会面で悪影響の大きい商品のトレーディングによる顧客離れ サプライチェーン全体で環境・社会面に対する悪影響が小さく、また安全性の高い食料に対する需要増 食料の安全・安心な調達及び持続可能な安定供給に寄与します。 当社持続可能なサプライチェーン取組方針の周知徹底及び必要に応じて同方針に基づいた個別商品の調達方針及び目標を策定し、その達成を目指す。
  1. 個別調達方針ごとの実施状況モニタリング。
  2. パーム油)2022年までにミルレベルまでのトレーサビリティ100%を目指す。
  3. パーム油)2030年までにRSPOを始めとする持続可能認証品取扱比率100%を目指す。

*ミルリスト

  1. 環境・社会面で影響の大きい商品として認識しているパーム油に関して個別調達方針を策定。
  2. 100%
  3. 21.8%
  • 飢餓をゼロに
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる 流通事業 食品・日用品流通事業 物流の人手不足や輸送コスト上昇に伴う食品・日用品サプライチェーンの脆弱化 流通DX推進や物流最適化による効率的なサプライチェーン構築と食品ロス削減への貢献 食品・日用品の安全・安心な調達及び持続可能な安定供給に寄与します。
  1. 当社持続可能なサプライチェーン取組方針の周知徹底及び必要に応じて同方針に基づいた個別商品の調達方針及び目標を策定し、その達成を目指す。
  2. 食品・日用品物流の高度化を推進する。
  1. 個別調達方針毎の実施状況モニタリング。
  2. 物流最適化による安定供給や、DXを活かした調達機能の先鋭化・商品開発機能の高度化への取組み。
  1. 環境・社会面で影響の大きい商品として認識しているパーム油、紙製品に関して個別調達方針を策定するなど、管理を実施。
  2. 配送効率の向上によるGHG削減、適切な在庫管理による廃棄・食品ロスの低減等に取組中。
  • すべての人に健康と福祉を
  • つくる責任つかう責任
持続可能な安定供給の基盤をつくる ウェルネス コントラクトフードサービス(給食)事業 食材価格の高騰や食品衛生関連規制の強化に伴うフードサービスのコスト増大 健康経営推進や食の安全・安心へのニーズ増加に伴う持続可能なフードサービスの市場拡大 国内の医療費抑制に向けた健康経営推進及び人々の健康意識の高まりを踏まえ、健やかな心と身体を育む食の安定供給により、ライフステージに合った健康に貢献します。 食物ロスの削減、持続可能性やトレーサビリティに配慮した安心安全な食の安定供給。
  • 持続可能性にも配慮した食品の積極的な活用。
  • 供給能力向上に向けた地産地消の取組強化。
  • トレーサビリティの取れた高品質な食の提供計画調理による廃棄物の削減。
子会社エームサービスにおいて、以下取組みを実施。
  • 2012年より契約農家から米を直接調達(約6割)、トレーサビリティを確保するとともに生産者と課題を共有し、環境配慮型農業や高温耐品種の導入を推進。
  • 2018年にMSC/ASC CoC認証をフードサービス事業者として国内で初めて取得。一部の施設で持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)を提供。
  • 農林水産省が推奨する「みどりの食料システム戦略」に基づき、生産者の環境負荷低減の取組みを星の数で「見える化」する「みえるらべる」を取得したJA夢みなみの夏秋トマトを2025年7月よりフードサービス業界で初めて関東圏の事業所で提供を開始し、11月は同らべるを取得したにんじん「へきなん美人」を東海・関西の事業所で提供を開始。
  • 株式会社サティスファクトリー社の廃プラスチック由来の再生材を99%使用したサステナブルなゴミ袋「FUROSHIKI」を受託運営事業所で使用。廃プラスチックの償却処分抑制換算として、約618t排出削減を達成。

*MSC認証は水産資源や環境に配慮し適切に管理された、持続可能な漁業に対する認証制度。ASC認証は水産養殖管理協議会が認める環境と社会への負荷を最小限にする養殖業を認証するもので、これらの認証水産物が、製造・加工・流通の全ての過程において、適切に管理され、トレーサビリティの確保がされていることを保証するのがMSC/ASC CoC認証。

  • つくる責任つかう責任
環境と共生する世界をつくる 食料 トレーディング事業・事業投資先での取り組み 気温・水温上昇や環境規制強化、需要変化に伴う食料事業の収益性低下 持続可能な食料需要拡大や資源効率改善による事業機会の拡大 既存ビジネス・新たなビジネスモデル創出を通じ、サーキュラーエコノミーの普及に貢献していきます。 当社取扱いの食料バリューチェーンで発生する副産物の高付加価値化、需要開拓による販路拡大循環システムの構築を推進。 副産物の有効活用に関する検証、既存・新規顧客への副産物活用に関する提案を積極的に実施。バリューチェーンで発生する廃棄物の減少と副産物の再利用、活用販路を実現。
  • 大豆・菜種・小麦・ゴマ・トウモロコシ等の副産物を畜産・水産飼料に有効活用。
  • サトウキビ搾りかすを発電燃料として再利用。
  • 建築廃材や排水処理によって生じる余剰汚泥をボイラー燃料として活用。
  • カットイチゴのヘタについた果肉を有効活用しジュース作成。
  • 茶葉残渣を堆肥原料に利用。
  • 働きがいも経済成長も
  • つくる責任つかう責任
人権を尊重する社会をつくる 食料 トレーディング事業 サプライチェーン上の児童労働・強制労働等の人権侵害の顕在化に伴う取引停止や訴訟リスクの増大 人権デューデリジェンスの実施によるサプライチェーン全体の信頼性向上と取引機会の拡大 サプライチェーンにおいて児童労働の撲滅及び人権尊重に向けた取組みを一層強化していきます。 当社の掲げる持続可能なサプライチェーン取組方針をサプライヤーに浸透させ、サプライヤーアンケートと実態調査を通じた定期的な対話を実施。 本部・連結子会社を対象にした当該方針の送付完了報告、モニタリング実施状況の社外開示。 本部・連結子会社の全サプライヤーに当該方針を送付済。加えて一部サプライヤーにはサプライヤーアンケートや現地実査等の人権デューデリジェンスを行っている。
  • 働きがいも経済成長も
  • つくる責任つかう責任
人権を尊重する社会をつくる 流通事業 ファッション・繊維事業 繊維・ファッション産業における人権問題の顕在化に伴う取引先の信用低下 トレーサビリティ強化や環境・人権配慮による信頼性向上と取引機会の拡大 同領域の事業バリューチェーン全体において環境・人権へ高い配慮を持ち、バリューチェーン全体の価値、信頼性を向上します。 当社持続可能なサプライチェーン取組方針の周知を徹底し、当社事業サプライチェーンにおける環境・人権への配慮を高める。 持続可能なサプライチェーン取組方針を全サプライヤーへ送付し周知するとともに啓蒙に努める。取扱商品のトレーサビリティ強化に努める。 持続可能なサプライチェーン取組方針を全サプライヤーへ送付し周知を実施済。
  • つくる責任つかう責任
環境と共生する世界をつくる 流通事業 食品流通事業 再生材需要急増や廃棄コスト上昇に伴う食品流通事業の負担増 低環境負荷商材や需要予測高度化ニーズ拡大による事業機会の増大 食品流通バリューチェーンにおける環境負荷を軽減します。 当社の事業バリューチェーンで扱う素材・包材につき、環境負荷の小さい素材・包材の開発・調達・取扱いを拡大し、当社事業における環境負荷の低減を進める。
  • 環境負荷の小さい素材・包材の調達力・開発力の強化を図る。
  • サプライヤー、メーカー、顧客と連携し、環境負荷の小さい素材・包材調達、開発数の増加に向け取り組む。
  • 薄肉軽量化、簡素化(トップシール等)した食品容器包装資材を顧客向けに提供(使用量の削減)。
  • バイオマスフィルム、バイオマスインキ、紙パックアルミレス、間伐材、リサイクルフィルム、森林認証紙を製品に利用。
  • すべての人に健康と福祉を
健康で豊かな暮らしをつくる ウェルネス 病院・クリニック事業 各国の医療制度変更や医療費抑制政策の強化に伴う病院事業の収益性・成長性の変動 アジアの人口増加・高齢化・疾病構造の変化に伴う医療需要拡大と医療DXによる効率化機会 人口増、中間所得層拡大、高齢化、疾病構造の変化等を背景に急増するアジアを中心とした国々の医療需要に対して、医療へのアクセスの向上を通じて人々の健康増進に取り組むとともに、Value Based Healthcareの実現により医療システムの持続的な発展に貢献します。

*患者へ価値の高い医療提供を目指し、各ステークホルダーはアウトカム最大化とコスト適正化を図る考え方。

アジアを中心とした国々における質の高い医療へのアクセス向上、Value Based Healthcareの実現。
  • 医療アクセス向上や医療資源の効率的配分に向けたデジタル技術・AI導入。
  • 医療コスト抑制に資するグループ横断的な調達合理化、オペレーション効率化。
  • 医療DX化による医療の質改善および患者満足度向上。
  • 関係会社IHH Healthcare(IHH)は、アジアを中心に世界10カ国に89病院、約16,900床超を展開(2025年12月末時点)。
  • 同社において、各種オペレーション改善による生産性・収益性の向上や、グループ全体でのデータプラットフォーム構築、グループ横断的な調達合理化、財務・経理プロセスの自動化などを通じ、全社的な効率化に取り組んでいる。

イノベーション&コーポレートディベロップメント

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
環境と共生する世界をつくる ICT事業 ITサービス事業 脱炭素社会への転換に寄与するIoTやクラウド開発への参入遅延による市場からの撤退 脱炭素社会への転換を見据えた省エネ等の導入に寄与するIoTやクラウド開発への早期参入による市場獲得 IoT、クラウドを活用した脱炭素社会の実現に貢献します。 IoTやクラウドを活用した省エネ対策や最適空調空間の実現で電力消費量削減を実現し、脱炭素社会の実現に貢献。 サービスの導入企業または保有する空調資産規模の増加。
  • 当社子会社の三井情報(MKI)においては、省エネ対策と快適性保持の両立を支援するクラウド型省エネルギーマネジメントサービス「GeM2」や、太陽光発電設備の安定稼働を支援するクラウド型遠隔監視サービスを提供。
  • 関係会社エアアズアサービス(AaaS)においては、業務用空調・換気設備の遠隔でのモニタリング及び制御を行い、空調利用環境の最適化と省エネ効果を最大化するサービスを提供。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
環境と共生する世界をつくる コーポレートディベロップメント コモディティデリバティブ事業 排出権取引市場の制度変更や炭素価格の急変動に伴うデリバティブ事業の収益不安定化 脱炭素化の進展に伴う電力・排出権デリバティブ取引およびカーボンマネジメント関連サービス需要の拡大 国内外のお客様のカーボンマネジメントに資する電力・排出権等のデリバティブ取引及びOptimization機能の発揮を通じて脱炭素社会実現に貢献します。 お客様のニーズに合わせたカーボンマネジメント機能発揮により、お客様のカーボンマネジメントプランの具体的な進捗の実現を目指す。 電力・排出権市場におけるトレーディング機能強化及び顧客基盤の拡充、カーボンマネジメント体制や仕組みに関する知見の蓄積及び人材育成。 商品市場部環境・エネルギー営業室及び当社子会社のMitsui Bussan Commodities Ltd./ Mitsui Bussan Gas and Power Solutions B.V.にて電力・排出権取引に注力、取引機能並びに顧客基盤を着実に強化中。
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
環境と共生する世界をつくる コーポレートディベロップメント 金融アセットマネジメント事業 再生可能エネルギー投資における各国政策変動や市場リスクに伴う運用収益の低下 サステナブルファイナンス市場の拡大に伴う再エネ・環境インフラ向け投資機会の増大 サステナブルなインフラ事業への資金提供を通じて環境と調和した社会づくりに貢献します。 再生可能エネルギーや周辺事業領域へ注力した運用ポートフォリオを構築する。 ファンドの投資対象国における資金提供事例の発掘、積上げ。 当社関連会社であるPATRIZIA MBK Fund Management社が運用するインフラファンドにおいて、再生可能エネルギー案件2件及び空調インフラ案件等に対して投資実行済、引き続きサステナブルなインフラ事業を複数検討中。
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
健康で豊かな暮らしをつくる ICT事業 ITサービス・サイバーセキュリティ事業 サイバー攻撃の高度化・巧妙化やセキュリティ人材の世界的な不足に伴う事業リスク増大 企業のDX推進加速に伴うITシステム構築・サイバーセキュリティサービス需要の持続的拡大 DX、サイバーセキュリティ事業など、ICTを活用した人々の豊かで安心な暮らしづくりに貢献します。 顧客企業に対するDXの実現、サイバーセキュリティサービスの提供等、既存事業を拡大。 事業規模の拡大、新規事業の創出。
  • 当社子会社の三井情報(MKI)において、ITシステムコンサルティング・構築・運用、データセンター・クラウドサービス・IoT機器・製造装置の販売を提供。
  • 日本国内では、当社子会社の三井物産セキュアディレクション(MBSD)を通じ、サイバーセキュリティに関する診断、監視、コンサルティングサービスを提供。またマレーシアLGMS社、米国Redpoint社の両関係会社を通じ、サイバーセキュリティ事業の海外展開を推進中。
  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
健康で豊かな暮らしをつくる ICT事業 ヘルスケアDX事業 医療データの取扱いに関する各国規制の厳格化やAI活用の倫理的課題に伴う事業制約 AI技術の進展と医療デジタル化の加速に伴う遠隔診断・AI創薬支援等の市場拡大 ヘルスケアIT事業を通じ、人々の豊かな生活づくりに貢献します。 取組事業の拡大を通じ、高度なヘルスケアITサービスを提供。 事業規模の拡大、新規事業の創出。
  • 当社関係会社iMedicalでは主治医向けに医療画像を遠隔にて専門医が読影診断する遠隔画像診断事業を展開。
  • 当社子会社のノーススターでは、小児向け健康相談・オンライン診療・往診予約サービス「キッズドクター」を提供。
  • 当社子会社のゼウレカでは、AI創薬支援サービスの提供、共同研究による創薬研究開発、大規模計算環境「Tokyo-1」を展開。
  • 当社子会社のイノシアでは、病院を中心とする医療機関向けに各種医療DXソリューションを提供する事業を展開。
  • すべての人に健康と福祉を
  • 住み続けられるまちづくりを
健康で豊かな暮らしをつくる コーポレートディベロップメント 不動産アセットマネジメント事業 米国の金利変動や不動産市場の調整局面に伴うシニア住宅事業の資産価値・収益圧迫 米国の高齢化進展に伴うシニア住宅需要の拡大と良質なコミュニティサービスへのニーズ増 高齢化・核家族化が進捗する米国において、シニア住宅の保有・運営事業を通じてかかる社会的課題に対するソリューションを提供します。 米国内の高齢者にとって豊かな老後を過ごすための選択肢の一つとして当社が提供するシニア住宅が広く認知されるとともに、良質な地域コミュニティ形成の一助となる。 事業主体としてサービスや物件の品質を高める取り組みを継続する。 30年以上にわたり米国西部を中心とするシニア住宅事業を推進。現在35物件、約3,932室を運営中。日系投資家とのJV事業や私募ファンドの組成・運用を通じて資本市場から社会性の高い資金を呼び込むことで、優良アセットの継続的な供給及び質の高いサービス提供を目指す。

コーポレートスタッフ部門

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

SDGs
目標
マテリアリティ 本部/
部門
事業領域 リスク 機会 課題に対する対応方針 目標
(2030年迄を想定)
目標達成に向けた
Action、成果指標
現状/進捗状況
  • 働きがいも経済成長も
人権を尊重する社会をつくる コーポレートスタッフ 労働環境(職場環境の整備) 長時間労働の常態化や柔軟な働き方の不備による社員の心身の健康悪化・生産性低下・人材流出、組織全体の競争力低下、法令違反及び社会的信用の失墜 働き方改革の推進を通じて社員の生産性・エンゲージメントを高め、多様な人材が能力を最大限発揮できる環境を整備することで新たな価値創造 働き方改革の推進を通じて新しい価値創造に向けた体制づくりに取り組みます。 社員一人ひとりが生産性を高めながら常に環境変化という不確実性に挑戦し、自らの能力を最大限発揮する環境を整えることで、会社全体の競争力を高め、新たな価値を社会に提供していくことを目指す。
  • 長時間労働の是正(単体)。
  • 年次有給休暇の年間平均取得率70%の恒常的な達成(単体)。
年次有給休暇取得率:年間平均取得日数 13.4日、年間平均取得率 70.3%。
  • すべての人に健康と福祉を
人権を尊重する社会をつくる コーポレートスタッフ ウェルビーイング 慢性的な過重労働や安全衛生管理の不備による労働災害・死亡災害・健康障害が発生、事業継続への支障及び社会的信用の毀損 グローバル・グループ全体での健康・安全文化の定着により、社員の能力最大発揮と安定操業を実現し、「健康経営企業」としての雇用ブランド・信頼性向上 従業員が自らの持てる力を最大限発揮し、三井物産グループの競争力を強化し続けるために、一人ひとりが慢性的な過重労働に陥ることなく健康かつ安全に働き続けられる職場環境の整備。 グローバル・グループでの健康・労働安全の着実な推進。
  1. 健康診断受診率100%。(単体)
  2. 再検査受検率100%。(単体)
  3. ストレスチェック受検率90%以上。(単体)
  4. 喫煙率:10%以下の維持。(単体)
  5. 単体:労働災害・死亡災害 ゼロ。
  6. グローバル・グループ:重傷災害 前年度対比減少、死亡災害 ゼロ。
  1. 健康診断受診率100%。
  2. 再検査受検率77.3%。
  3. ストレスチェック受診率98.2%。
  4. 禁煙プログラムの実施。
    喫煙率:9.8%。
  5. 単体:労働災害ゼロ、死亡災害ゼロ。
  6. グローバル・グループ:重傷災害14件、死亡災害2件。
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
「未来をつくる」人をつくる コーポレートスタッフ ダイバーシティ&インクルージョン 多様性・包摂性の不足による意思決定の同質化・組織の硬直化、及び優秀人材の獲得・定着困難によって事業変革・価値創造が停滞、差別・ハラスメント等による社会的信用の毀損 多様な背景を持つ人材が互いを認め合い能力を発揮することで、イノベーション創出・グローバル事業の競争力強化及びエンゲージメント向上 採用地や性別によらず、社員一人ひとりがお互いを認め合い、能力を最大限に発揮し、ビジネスに新たな価値をもたらすことを目指す。 ダイバーシティ&インクルージョンの実現。
  • 多様性を力にする組織づくり(Mitsui Engagement Surveyの実施・モニタリングと組織開発への活用)。
  • 多様な人材の活躍促進
    1. 2031年3月期までに女性管理職比率20%を達成(単体)。
    2. 現地法人における海外採用社員のライン長への積極的な登用。
  • 「多様」な人材による弛まぬ「挑戦と創造」
    —能力評価における当社Valuesの活用。
  • Mitsui Engagement Surveyの結果を経営会議及び取締役会に報告(年1回実施)。人事戦略の策定や、各組織におけるよりよい組織づくりに向け活用。
    「社員エンゲージメント」75%(前年比±0%)、「社員を活かす環境」72%(前年比+1%)。
  • 社長と人事管掌役員(CHRO)、人事総務第一部長、人事総務第二部長、各事業本部長・コーポレート各部部長による、重要ポジションのサクセッションプランを議論するHR Strategy Meetingの実施。
    1. 女性管理職比率(単体)12.0%、(連結)20.7%、(2026年3月31日時点)
      —Women Leadership Initiative:女性社外取締役による支援活動等、女性リーダーの育成強化(通算93名参加)。
      —Sponsorship Program:経営会議メンバーによる、女性シニアリーダー候補へのキャリアに関する助言や指導(通算24名参加)。
    2. 海外採用社員のライン長比率:21.1%。
      Change Leader Program:海外採用社員のリーダー候補向けプログラムを実施(通算73名参加)。
  • Mitsui Leadership in Action:当社Valuesに基づく行動基準を本店と海外現地法人にて導入。採用、育成、評価、任用判断等で活用。
  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
「未来をつくる」人をつくる コーポレートスタッフ 人材育成 事業経営人材・DX人材等の育成が不十分な場合、事業ポートフォリオ転換や新領域への対応力が低下し、成長機会を逸失 グローバル・グループ横断での計画的な人材育成と適材適所の推進を通じて、変革と成長を牽引する経営人材を輩出し、事業価値が持続的に向上 三井物産グローバル・グループの多様な「強い個」の適材適所と事業経営人材育成・活用を推進。 グローバル・グループ経営を担い、変革と成長を推し進める人材の育成。
  1. 人材育成プログラムの実施。
  2. 複線型のキャリアパス設定による自律的キャリア形成の促進(単体)。
  3. DXビジネス人材育成:2026年3月期までに1,000人。
  1. 人材開発・研修の総費用:32.1億円
    —海外派遣プログラム:201名を34カ国へ派遣。
    —Global Management Academy Program:20カ国から44名参加。(Global Future Leader Academyと原則一年おきに開催。GMA/GFA合計で過去13回開催、累計482名が参加)
  2. 転勤の選択制、Expertバンドなどの制度利用による社員の自律的なキャリア形成と適材配置の取組強化。
  3. DXビジネス人材認定者数:1,679名
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に
インテグリティのある組織をつくる コーポレートスタッフ インテグリティとコンプライアンス 重大なコンプライアンス事案発生による、法的制裁、取引停止等の事業活動への影響及び社会的信用への影響 インテグリティ意識の浸透及びスピークアップ文化の醸成によるコンプライアンス事案の未然防止・早期是正を通じた、ステークホルダーからの信頼向上および持続的な企業価値の向上 コンプライアンスの徹底を含む、役職員へのインテグリティ意識の浸透を進めます。 課題に対する対応方針を通じた、組織の活性化及び会社に対する信頼性の向上。
  • 「三井物産役職員行動規範」遵守への宣誓:100%
  • 当社グループが真に社会から信頼される企業グループであり続けるために、インテグリティのある組織づくりにグローバル・グループベースで取り組む。
  • コンプライアンス体制の整備・強化と、健全なコンプライアンス意識とインテグリティを備えるためのさまざまな教育・研修の実施。
  • コンプライアンス事案の早期問題把握と対応、予防強化。
  • コミュニケーションの円滑化とスピークアップ文化の醸成。
  • 「三井物産役職員行動規範」遵守への宣誓:100%
  • グループ全体で共有すべきインテグリティやコンプライアンスに関する考え方をまとめた「三井物産グループ行動指針-With Integrity」について、世の中の変化の潮流を捉えて、経営会議や取締役会にて議論の上、2024年5月に改訂版を発行。セミナーやワークショップを通して浸透を図っている。
  • 各事業本部における人事管理責任者がコンプライアンス管理責任者としてCCOと直接連携することで、全社方針を踏まえながら現場に即したインテグリティ・コンプライアンス施策を各組織においてきめ細かく推進し、現場での意識向上を図るとともに、関係会社においても実態に即した有効な体制の整備・向上を実務レベルで加速させた。
  • グローバル・グループベースで活用する「関係会社コンプライアンス体制整備ガイドライン」を改定し、各社における取締役会等でのコンプライアンスやインテグリティの浸透についての定期的な議論や独占禁止法・贈賄防止法等重要法令リスクへの対応体制等に関する項目を追加・充実化。
  • 発見的統制の強化策として、事例を踏まえたE-Learningの全役職員受講や匿名性を担保したまま通報者と交信ができる通報対応システムを通じて、コンプライアンスに関する問題で何かおかしいと思うことがあったら声を挙げる“Speak Up”を容易にする環境を整え、内部通報制度の信頼性向上及び制度の利用促進を図った。
  • コンプライアンス・インテグリティ意識向上を目的とした2026年3月期の主な取組みは以下の通り。
    —新たに当社での勤務を開始した社員や管理職向け等の職層ごと、または海外赴任やグループ会社出向前等に研修を実施。
    —2025年11月の「With Integrity月間」では、「デジタル・AI 時代の Integrity を考える-当社グループ の信用を守り、未来をつくる」をテーマに、社長のメッセージ動画の発信、経営幹部とデジタル政策・法務分野の専門家による対談、AIガバナンス分野の専門家による講演、コンプライアンス事案となりうる不適切言動を題材とした実写版動画の公開、並びに各職場におけるチームディスカッション等の全社企画を実施するとともに、社外役員によるIntegrityメッセージ動画の配信を実施。
    —「三井物産役職員行動規範」を解説したコンプライアンスハンドブックを展開し、当社役職員が日常業務を遂行していく上で身につけておくべき最低限のコンプライアンス関連知識の浸透活動を継続。国内関係会社に対しても展開しグループでのコンプライアンスの強化に努めた。
    —「コンプライアンス意識調査」への回答率:95%。コンプライアンス問題の状況・予兆を把握し、組織の風通し等を測定しながら、各事業本部と連携し、コンプライアンス問題の発生予防への取組強化を継続。グループ・グローバルでも規模や地域に応じて展開中。
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に
インテグリティのある組織をつくる コーポレートスタッフ コーポレート・ガバナンス ガバナンスの不備により、経営判断の適正性が損なわれ、企業価値の毀損や資本市場からの信認低下 実効性の高いガバナンスと透明性ある開示の継続的改善を通じて、投資家をはじめとするステークホルダーからの信頼を獲得し、企業価値が持続的に向上 経営の透明性・公正性を高め、コーポレート・ガバナンスの充実・向上を図ります。 実効性の高いコーポレート・ガバナンスの実現及び継続的な改善を通じた、持続的な企業価値の向上。
  • 年度毎の取締役会実効性評価、ガバナンス委員会での議論等を通じた「三井物産コーポレート・ガバナンス及び内部統制原則」に則ったコーポレート・ガバナンスの最適化に向けた定期的、かつ継続的な見直し。 社外役員を含め多様性ある取締役会・諮問委員会構成の維持。
  • 取締役会実効性評価での指摘事項への対応。
  • 取締役会実効性評価における社外役員回答。
  • 中長期的な当社企業価値向上及び持続的成長を強く意識させる役員報酬体系の維持。
  • 透明性高い開示。
  • 2026年6月17日時点で取締役のうち、独立社外取締役6名(1/2)、女性4名(33.3%)。各諮問委員会は、過半数が独立社外役員で構成、指名委員会及び報酬委員会の委員長は独立社外取締役。社外役員が役員候補者を把握する機会及び提供情報・資料の拡充を更に図るとともに、役員候補の選定、役員選任案について審議(指名委員会)、グローバルな競争環境下における中長期的な企業価値貢献に向けた報酬体系や水準の見直し等について審議(報酬委員会)、社外取締役比率、取締役会規模、機関設計を含む当社ガバナンス体制、取締役会運営、並びに取締役会実効性評価等につき(ガバナンス委員会)等につき活発に討議。
  • 株主総会招集通知、統合報告書における取締役・監査役のスキルマトリクスや有価証券報告書における役員報酬に関する開示の充実化。
  • 2026年3月期においても、取締役・監査役によるフリーディスカッションを実施(テーマ:「Post現中期経営計画グランドデザイン」「人的資本経営」)。
  • 2025年3月期の取締役会実効性評価における各課題につき対応。
    (1)[課題]社内取締役と社外役員のよりインタラクティブな議論の推進の検討。[対応]a)よりインクルーシブな議論の推進、b)事前ブリーフィングの効果的活用、c)CEOによる全体戦略及び国際情勢への対応方針に関する説明・情報共有、d)フリーディスカッションでの次期中期経営計画及び人的資本経営に関する議論の実施、e)エンゲージメント強化イベントの実施
    (2)[課題]取締役会における議論の充実化・高度化のための施策の検討。[対応]a)取締役会開催日の集約化、b)議題に応じた議場・オンライン開催の使い分け、c)社外役員宛重要案件の適時報告、d)役員向け情報ポータルサイト開設、e)諮問委員会フィードバック実施、f)取締役会付議報告基準の改定
  • 2026年3月期は第三者機関を起用し、取締役会実効性評価を実施。上記の対応等も含め、取締役会の実効性は適切に確保されていると判断。
  • 気候変動対応を含むESG対応やROEなど、当社が重視すべき経営指標に連動する業績連動型株式報酬制度を2022年に導入、2026年3月期までの評価期間における最終評価を決定、開示。
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に
インテグリティのある組織をつくる コーポレートスタッフ 内部統制 内部統制体制の不備により、不正・法令違反の未然防止・早期発見等が困難となり、財務報告の信頼性低下や事業運営上の損失が発生するリスク 経営理念に基づく内部統制体制の整備及び適正な運用を通じて、リスクの早期検知・対応力を高め、業務の適正性と効率性を確保することで、ステークホルダーからの信頼を獲得し、企業価値が持続的に向上。 経営の透明性・公正性を高め、内部統制の整備・向上を行います。 経営理念に基づく経営目的を達成するための内部統制体制の整備及び適正な運用の担保。 「三井物産コーポレート・ガバナンス及び内部統制原則」に則った内部統制体制の更なる強化。年度毎の内部統制体制レビューを通じた、体制の適正性・有効性の継続的な確認・改善。 以下を通じ、当社の内部統制体制は、制度面の整備にとどまらず、ガバナンス・リスク管理・開示・コンプライアンスを横断した「実効性の高い統制基盤」として継続的な高度化を図っている。
  • 財務報告に係る内部統制については、全社的統制、業務プロセス統制及びIT統制を対象に、評価対象部署による自己評価と独立部署によるテスティングを組み合わせた運用を継続し、当該内部統制は有効であると評価。加えて、J-SOX委員会を中心に、内部統制の有効性維持・向上に向けた全社的対応を継続的に検討。
  • 内部統制体制の運営においては、経営会議配下にコンプライアンス(インテグリティ)委員会、J-SOX委員会、開示委員会、ポートフォリオ管理委員会、情報戦略委員会等を設置し、リスク領域別に統制責任を明確化。全社的リスク管理と内部統制の一体運用を推進。
  • コンプライアンス領域については、「三井物産グループ行動指針-With Integrity」の改訂及び浸透を通じ、ルール遵守にとどまらないインテグリティ重視の組織文化の高度化を推進。国内外拠点・関係会社におけるコンプライアンス責任者の配置、内部通報制度(複数ルート)の整備等により、自浄機能を強化。
  • リスク管理の高度化に向けては、ポートフォリオ管理委員会において、全社ポートフォリオ戦略、リスクエクスポージャー及びコントロール状況のモニタリングを実施し、投資・事業運営と統制の統合的管理を推進。
  • 開示統制については、開示委員会を中心に、法定・適時開示に係る基本方針の策定並びに開示内容の妥当性判断を実施し、連結ベースでの開示統制を強化。
  • IT・情報セキュリティ領域においては、情報戦略委員会の枠組みの下、グローバル・グループベースでの情報ガバナンス及びサイバーセキュリティ対応を強化し、情報システムに係る内部統制の高度化を推進。
  • グループ統制については、「コーポレート・ガバナンス及び内部統制原則」の適用・準用を通じ、子会社・関連会社を含む連結ベースでの統一的な内部統制体制を構築するとともに、関係会社主管者制度及び内部監査の活用により統制の実効性を担保。
  • 加えて、取締役会において内部統制評価・リスク・コンプライアンス状況の定期報告を実施し、監督機能の実効性を確保するとともに、内部監査部による独立的モニタリングを通じて、統制の継続的改善を推進。
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 平和と公正をすべての人に
インテグリティのある組織をつくる コーポレートスタッフ リスクマネジメント 重要リスクの把握・評価・対応が適時適切に行われない場合、想定を超える損失の発生や株主資本の毀損を招き、事業継続および企業価値に重大な影響を及ぼす可能性がある。 統合的なリスク管理の高度化により、経営のレジリエンス向上、リスク・リターンを踏まえた資本配分の最適化および迅速な意思決定を実現し、持続的な成長と企業価値向上につなげることが可能。 当社事業を取り巻くさまざまなリスクの特定と管理を通じ、持続可能な事業活動の推進に貢献します。 事業現場から経営層までのリスクコミュニケーションの更なる充実を図り、リスク許容度を踏まえた経営判断の高度化を推進する。 経営会議およびその諮問機関であるポートフォリオ管理委員会を中核として、全社横断的にリスクを把握・評価・モニタリングする統合リスク管理を推進する。発生頻度、想定損害規模およびリスク許容度を踏まえて重要リスクを特定し、関係部署と連携して対応策の策定・実行・フォローアップを行うことで、適切なリスクコントロールとリスク・リターンを踏まえた意思決定の高度化を図る。
  • 当社では、全社横断的にリスクを把握し、重要なリスクを特定するとともに、適切にコントロールするための取組みを継続的に実施している。事業本部長および地域本部長が担当領域におけるリスク管理責任を負う一方、コーポレートスタッフ部門各部が専門的見地から事業本部・地域本部を支援し、全社ポジションを把握のうえ経営層へ報告している。
  • また、経営会議の諮問機関であるポートフォリオ管理委員会において、全社横断的なリスクの状況や重要リスクへの対応方針について審議を行っている。同委員会での議論を踏まえ、重要事項については経営会議および取締役会へ報告しており、重要リスクの見直しや対応状況のモニタリングを通じて、リスク管理の実効性向上に取り組んでいる。