三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は株式会社JERA(以下「JERA」)との間で、碧南火力発電所(愛知県碧南市)におけるアンモニア混焼実証試験に使用する燃料アンモニアの売買契約を締結しました。
JERAは2021年度より、碧南火力発電所において燃料アンモニアの大規模な混焼技術の確立に向けた実証事業に取り組んでいます。このたび締結した売買契約は、本実証事業において、2023年度末から開始する同発電所4号機における燃料アンモニアの大規模混焼(熱量比20%)に向けて、燃料となるアンモニアを三井物産が供給するものです。
三井物産は約50年にわたるアンモニアの取り扱い実績があり、現在はアジアを中心に年間約70万トンを扱っています。特に日本への輸入においてはトップシェアを誇り、主に化学・肥料用途として需要家に供給しています。三井物産は長年培ったアンモニア供給力とロジスティクス機能を活かして碧南火力発電所向けにアンモニアの安定納入を行い、本実証事業の実現に貢献していきます。また、各国・地域における低炭素化ニーズに応える為、将来的には、クリーンアンモニアを日本・アジアを中心に世界各地に供給していくことを目指しています。
三井物産は、2050年ネットゼロエミッションを目標に掲げ、2030年には2020年3月期比GHG(温室効果ガス)インパクト半減を目指しており、本実証事業を含むGHG削減の取り組みを通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
会社概要
会社名 | 株式会社JERA(JERA Co., Inc.) |
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所在地 | 〒103-6125 東京都中央区日本橋2丁目5番1号 日本橋髙島屋三井ビルディング25階 |
設立年 | 2015年4月30日 |
代表者 | 代表取締役会長 Global CEO 可児行夫 代表取締役社長 CEO兼COO 奥田久栄 |
従業員数 | 5,062名 2022年3月31日時点 |
事業概要 | 電気事業 ガス事業 熱供給事業 エネルギーインフラ資源の開発、採掘、加工、売買及び輸送 など |
ウェブサイトURL |
三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。
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安定供給の基盤をつくる
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豊かな暮らしをつくる
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環境と調和する社会をつくる
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新たな価値を生む人をつくる
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インテグリティのある組織をつくる