事業本部紹介
ベーシックマテリアルズ本部
素材の安定供給と産業基盤を支え、「化学の力」で社会課題の解決に貢献し、価値を創造
ビジネス分野
- ガス化学領域
メタノール、アンモニア - 基礎化学品領域
オレフィン、EDC、VCM、塩、塩酸、苛性ソーダ、ソーダ灰、芳香族(BTX)、SM、PX/PTA/MEG/PET - 高機能化学品原料領域
コーティングマテリアルズ、フェノール、アセトン、ビスフェノール、MMA、カプロラクタム、クレゾール等 - タンクターミナル領域
石化・石油製品のタンクターミナル
塩田事業 (1分7秒)
西豪州にてシャークベイ塩田・オンズロー塩田を運営、工業用・食用に高品質な塩を安定供給
事業概要
ベーシックマテリアルズ本部は、既存産業の枠組みやルールがダイナミックに変容していく中で、新たな市場の開拓、素材の価値創出およびビジネスモデルのたゆまぬ革新により、基礎素材の安定供給を始めとした社会課題の解決を実現します。
基礎素材の安定供給
取引先との長年の信頼関係のもと、基礎素材の安定供給に責任感・使命感をもって取り組んでおり、塩、メタノールの製造事業のほか、タンクやケミカルタンカーといったロジスティクスの事業アセットも保有し、事業・物流両面から産業の基盤を支えていくことに注力しています。
環境と調和する社会を作る
当本部では化石燃料を一次加工した基礎素材や、プラスチックの原料などを多く扱っています。近年、プラスチックに対しては、社会の厳しい見方があるほか、全般的にプラスチックを削減していこうという動きがありますが、我々も化学業界の一人として、地球温暖化対策やリサイクルに危機感を持って取り組んでおります。既に当本部ではペットボトルのリサイクル事業を推進する他、米国のメタノール製造会社ではCO2やバイオメタンを原料とした低炭素メタノールの製造に乗り出すなど、カーボンニュートラルに向けてしっかり貢献できる事業を創ろうとしています。更に、石炭火力発電での混焼燃料や船舶燃料、低炭素化学品原料として期待されているブルー・グリーンアンモニア事業での取り組みを通じ、世の中のCO2削減に貢献していきます。
主なプロジェクト
- Celaneseとのメタノール合弁事業(米国)
- IMCでのメタノール製造事業(サウジアラビア)
- シャークベイ・オンズロ―での塩田事業(豪州)
- タンクターミナル事業(米国、ベルギー)
関連リリース・トピックス
- 2024年6月25日リリース
- アラブ首長国連邦でクリーンアンモニア製造プラントの建設開始および本事業に関する融資契約締結
- 2024年4月25日TOPICS
- 北海道苫小牧地域を拠点としたアンモニアサプライチェーン構築に向けた共同検討の開始について