事業本部紹介
金属資源本部
金属資源の確保と安定供給に努めるとともに、地球環境に配慮した総合リサイクル事業を推進
ビジネス分野
- 地下資源の開発・加工・販売(鉄鉱石、原料炭、銅、合金鉄、ニッケル、アルミ、リチウムなど)
- 地上資源・リサイクルの推進(鉄・非鉄スクラップ、還元鉄、銑鉄、二次電池など)
事業概要
金属資源の確保と安定供給
金属資源本部は、日本をはじめとする世界各地域への金属資源の安定供給に努めています。三井物産は1960年代から鉄鉱石や原料炭の資源開発に積極的に参画し、安定供給に寄与してきました。2003年には世界最大の鉄鉱石生産・販売会社であるブラジル・ヴァーレにも出資しています。また、豪州でのリオ・ティントおよびBHPとの鉄鉱石事業も継続的に拡大し、揺るぎない強固な収益基盤を確立しています。原料炭は豪州でのアングロアメリカン等との炭鉱事業に参画しています。この他、製鉄には欠かせない鉄スクラップ・還元鉄・銑鉄や、マンガン・シリコン・クロムなどの合金鉄の安定供給にも貢献しています。中国では内モンゴル自治区のオルドス電力冶金に出資し、合金鉄・発電・化学品・炭鉱事業なども手掛けています。
また、銅、ニッケル、アルミ、リチウムなどの非鉄金属の資源開発にも注力しており、チリではコジャワシ、アングロスールの銅鉱山事業、フィリピンではタガニートニッケル製錬事業、アルミはブラジルでアマゾンプロジェクトに参画しています。
サステナビリティ・循環型社会へ向けたリサイクル・環境関連事業
世界最大の総合リサイクル企業であるシムスへの投資をはじめ、サステナビリティ・循環型社会の実現に向け、鉄・非鉄のリサイクル事業や、電気自動車などに必要不可欠な二次電池原料開発・リサイクル事業にも取り組んでいます。当本部では、既存事業のさらなる良質化や循環型社会の実現につながる施策を進めながら、環境問題など社会課題の解決に資する新たなビジネスを創出していきます。
主なプロジェクト
- ローブ・リバー、マウント・ニューマン、ヤンディー、ゴールズワージ、ジンブルバー鉄鉱石事業(豪州)
- ドーソン、モランバノース、グロブナー、ジャーマンクリーク、ケストレル炭鉱事業(豪州)
- シムス社との総合リサイクル事業(豪州・北米・欧州)
- オルドス電力冶金事業(中国)
- コジャワシ、アングロスール銅鉱山事業(チリ)
- タガニートニッケル製錬事業(フィリピン)
動画
関連リリース・トピックス
- 2024年8月9日リリース
- ブラジル・アルミニウム製錬事業投資会社への増資
- 2024年6月17日リリース
- インドの大手金属リサイクル事業者への出資参画
- 2024年5月15日TOPICS
- リチウムイオン電池リサイクル事業の国内合弁会社設立に合意
- 2024年3月29日TOPICS
- 日豪科学技術分野の研究活動を支援する「日豪イノベーション基金」への寄付を決定
- 2024年3月28日TOPICS
- ブラジル最大規模のリチウム鉱区を持つ米Atlas Lithium Corporationへの出資参画