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三井物産環境基金

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Indian Farm Forestry Development Cooperative Ltd (海外店推薦)

荒廃した森林の再生

活動助成

案件概要

森林を守り環境意識を高める拠点に!インドで進むダム湖畔の自然遊歩道整備
インドハリヤーナー州のマサニ・ダム周辺では森林荒廃が進んでおり、水資源の確保に影響を及ぼしかねない。
そこで植林を進めると同時に、自然遊歩道を整備し周辺住民の森林保全への関心を惹起していく。方法は以下の通りだ。(1)伐期の長い在来樹種を既存の植物を傷つけることなく植林し管理する。(2)土壌侵食防止と遊歩道美化のために地面を覆う草本植物を植える。(3)域内の動植物を紹介する標識を遊歩道に立てる。(4)堤や護岸に生息する動植物の土砂流入防止等の機能を紹介。(5)自然遊歩道について告知する。(6)プロジェクト活動の経過観察を行う。 [案件No. K16-0706]

対象領域
地球環境
助成年度
2016年度 活動助成
助成期間
2年(2016年10月~2018年9月)
助成金額
2,296,000円
対象地域
インド・ハリヤーナー州レーワーリ県 ダルヘラのマサニ・ダム
インド・ハリヤーナー州レーワーリ県ダルヘラ近郊のマサニ・ダムの植栽地のプロジェクト準備段階の様子

団体概要

案件担当者:Dr. H.C. GENA
助成団体
Indian Farm Forestry Development Cooperative Ltd
代表
CEO(IFFDC)SINGH SP
設立年
1993年
設立目的
インド農林業開発協同組合(IFFDC)が正式に発足したのは1993年だが、1986-87年から活動を開始。その活動を促進してきたインド農業肥料協同組合(IFFCO)がウッタル・プラデーシュ、マディヤ・プラデーシュ、ラージャスターンの各州で農林業を通じた生態環境保全および荒廃地開発プログラムを立ち上げ、後にこれらのプログラムが規模の拡大とインド農村部生活向上・貧困削減プログラムとの統合を目的にIFFDCに移管された。IFFDCは活動範囲を広げ、農林業や気候変動に加えて、インドのあらゆる農業気候地域をカバーする18州、9,410村以上の地域における流域管理、栄養および経済保障、生計改善、種子生成、農業投入品の供給、CSR対策、分野横断的介入などを重点項目に追加した。
IFFDCは1984年複数州共同組合法に基づいて登録された複数州協同組合。
活動内容
これまでに、植林のための土地の割当を受けるためのハリヤーナー森林開発公団グルガオン(HFDC)との連携体制を確立。すでに実施されているプロジェクト準備活動は、(1)植栽が完了している一部の現場へのインド三井物産担当者の訪問、(2)計画に従ったHFDCへの土地割当申請、(3)植栽対象となる植物種の選別と現場を囲うための方法をHFDC理事長との協議により確定、(4)人々の意識を高めるためのプログラムの概要のHFDCとの協議。
スタッフ数
常勤263名/会員数163名
WEBサイト
http://www.iffdc.in/iffdcatglance.php
担当者の声
荒廃した森林を再生し、インド原産樹種を保存。荒廃した森林は生物学的多様性を持ったエリアとなるように開発。参加者が森林とのつながりを持つようにし、環境保護に対する意識を高める。学生を含む参加者が個々の樹種を簡単に識別し、その活用法について理解できるようにする。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。