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三井物産環境基金

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UP Open University (海外店推薦)

イフガオ棚田の持続可能な発展と保全を目的としたユース・キャパシティ・ビルディング及び交流プログラム

活動助成

案件概要

世界遺産イフガオ棚田を未来へつなごう!現地青年を対象に教育プログラムを実施
景観美と自然資源利用の見事さから世界遺産に登録されたフィリピンのイフガオ棚田。しかし若者世代の都市部への流出や観光化のための乱開発が進み、棚田の浸食、伝統的知識の喪失など、存続の危機にさらされている。
そこで、同地の問題に関する包括的な研修プログラムを作成し、指導者を育成する。また現地政府や大学、その他のセクターと連携し、イフガオ棚田及び周辺地域の豊かな文化・環境遺産の保全に関する、横断的な知識と問題解決能力を育むための能力開発プログラムをつくり、青年を対象に継続的に実施していく。 [案件No. K16-0704]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2016年度 活動助成
助成期間
2年(2016年10月~2018年9月)
助成金額
12,560,000円
対象地域
フィリピン ラグナ州ロスバニョスおよびイフガオ州(イフガオ州の実施地域:バナウェ、キアンガン、フンドゥアン、マヨヤオ)
2016年1月のプロジェクト立ち上げ時のロスバニョス、マニラ、イフガオのプロジェクト協力者たち

団体概要

案件担当者:Ms. Serrano Joane
助成団体
UP Open University
代表
Chancellor Bandalaria Melinda
設立年
1995年
設立目的
フィリピン大学オープン・ユニバーシティ(UPOU)は、高等教育や資格向上を求めているものの、個人的および職業上の制約により伝統的な教育制度の恩恵を受けることのできない個人に質の高い高等教育を受ける機会を提供することを目的に設立。
活動内容
  • 公開および遠距離eラーニング認定MOOCSを高等教育機関の教員・職員に提供
  • UPOUがオープン教育ウィークの記念祝賀行事を実施
  • UPOUが世界ソーシャル・ワーク・デーおよび国際ウィメンズ・マンスを記念したフォーラムを開催
  • バンダラリア学長が第1回アジア太平洋MOOCSステークホルダーサミットでアジアのMOOCSについて講演
スタッフ数
常勤176名
WEBサイト
http://www.upou.edu.ph
担当者の声
当プロジェクトを通じてイフガオの青年にイフガオ棚田の保護に関する知識とリーダーシップ能力を育成する。青年がイフガオの文化を学び、そこでの暮らし方を尊重し、農村部と都会とをつなぐ包括的な考え方を推奨するために互いに学び、両者が互いにつながっていることを認識できるようにすることにより、農村部から都市部への移住を減らすとともに、経済開発の喚起、食料確保の強化、イフガオの豊かな文化・環境遺産の保全を促すことに期待。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。