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三井物産環境基金

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Darma Persada University (海外店推薦)

再生可能エネルギーを利用した西ジャワ州Tangsi Jaya集落の社会的発展

活動助成

案件概要

再生可能エネルギーでコーヒー産業を興し、ジャワ島農家の生活向上とCo2削減を一挙実現
インドネシア西ジャワ州の山間部にあるタングシ ジャヤ集落は、コーヒーの産地だ。しかし既存のマイクロ水力発電設備が自然災害で休止して以降、コーヒー豆へと加工できず、果実のまま安価に販売していた。農村は困窮状態にあった。
本事業では発電設備を復旧し、かつ加工工場を新設して、加工工程を電力で行う体制をつくる。また乾燥豆貯蔵施設も新設し、地元の協同組合が管理する仕組みをつくる。雇用と収入を生み出すと同時に再生可能エネルギーを使うことでCo2削減にも寄与する。併せて地域経済調査を行い、開発の方向性についても提言を行う。 [案件No. K16-0703]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2016年度 活動助成
助成期間
2年(2016年10月~2018年9月)
助成金額
10,417,000円
対象地域
インドネシア タングシ ジャヤ村、西ジャワ州
【左上】発電所【左下】Rimba Lestari協同組合のメンバー【右】面積2ヘクタールの農地に約5000株のアラビカ種の苗木が植えられた

団体概要

案件担当者:Mr. Opan Sopandi
助成団体
Darma Persada University
代表
President of the University Solihin Dadang
設立年
1986年
設立目的
  • 日本への留学を可能にしてくれた日本の政府および国民ならびにインドネシアの政府および国民に対する感謝の証。
  • インドネシア中の学生が勉強するために訪れることのできる国の生けるモニュメント。
  • 3カ国語を使い、ものづくりと再生可能エネルギーの開発基盤となることを重視した大学となること。
  • 日本の大学の同窓生により設立。
  • ムラティ・サクラ財団により運営
活動内容
DPUは、3カ国語(日本語、英語、インドネシア語)を駆使したものづくりと再生可能エネルギーに関する教育、調査、公共サービスを重視。拓殖大学、佐賀大学、福岡女子大学、帝京大学、嘉悦大学、大阪府立大学、広島大学などの日本の大学と学生交流および共同研究覚書を締結。
スタッフ数
常勤182名/非常勤93名
WEBサイト
http://www.unsada.ac.id
担当者の声
Rimba Lestarai協同組合のOpan Sopandi組合長は、三井物産による環境助成金の拠出を大変感謝している。タングシ ジャヤの住民も非常に喜んでおり、プロジェクトの成功を後押しするために惜しみない支援を行う意向である。当プロジェクトはタングシ ジャヤ集落の経済的な成長に間違いなく貢献すると思われ、タングシ ジャヤの人々の経済状況が改善されることを願う。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。