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三井物産の森について

田代山林

田代山林

田代山林(たしろさんりん)は、山林の一部が尾瀬国立公園に指定されています。生物多様性の価値が地域・国レベルで高く評価されています。

  • 数十年前のカツラの木の伐根です。かなりの大木だったことがうかがえます。

    数十年前のカツラの木の伐根です。かなりの大木だったことがうかがえます。

  • 新緑の水辺林。渓流の音が聞こえてくるようです。

    新緑の水辺林。渓流の音が聞こえてくるようです。

  • コバイケイソウ

    コバイケイソウ

  • ゴゼンタチバナは本州中部地方以北から北海道に見られる多年草です。亜高山帯でよく見かけます。

    ゴゼンタチバナは本州中部地方以北から北海道に見られる多年草です。亜高山帯でよく見かけます。

  • ワタスゲは別名「すずめの毛槍」で北海道~中部地方北部の高層湿原に分布。白い部分は花ではなく果穂です。

    ワタスゲは別名「すずめの毛槍」で北海道~中部地方北部の高層湿原に分布。白い部分は花ではなく果穂です。

  • 早朝の高層湿原はとても幻想的です。

    早朝の高層湿原はとても幻想的です。

  • 昇ったばかりの太陽の光が木道を照らします。

    昇ったばかりの太陽の光が木道を照らします。

  • 秋の田代山林。高層湿原が金色に輝きます。

    秋の田代山林。高層湿原が金色に輝きます。

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この森の情報

[所在地]
福島県南会津郡
[面積]
999ha
[山林の特徴]
田代山の一角を占め、標高1,926メートルの山頂には学術的にも貴重な高層湿原が広がり、その湿原を含む山林の一部が尾瀬国立公園に指定されています。
生物多様性の価値が地域・国レベルでかげかえのないものと評価されており、「特別保護林」に区分して厳重な保護を行っています。また、一般にも開放しているため、春から秋にかけて多くの登山客でにぎわいます。
山林内には幹周り6メートルを超え、高さ30メートルの福島県で最大級のトチの木があります。環境省などがつくる「巨樹・巨木林データベース」にも登録されています。
[希少な生物]
ニッコウキスゲ、チングルマ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、イワカガミ、ワタスゲ
[主要な生物]
ホンシュウジカ
オオシラビソ、ネズコ、コメツガ、スギ、カラマツ
[天然林および天然生林の主な樹種]
標高1500m以下 ブナ、トチノキ、カツラ、クルミ、シナノキ、ナナカマド
標高1500m〜1800m ブナ、オオシラビソ、ダケカンバ、トチノキ
標高1500m〜頂上付近 オオシラビソ、コメツガ、クロベ
頂上湿原 ハイマツ、クロベ、ヒメコマツ

山林の内訳

人工林の樹種内訳

森林管理区分の内訳