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三井物産の森

森林管理と認証

森林認証

三井物産の森は持続可能な森林経営に向けて森林認証を取得しています。

森林認証

森林認証とは、森林の管理方法について、それが環境、経済、社会、さまざまな面で一定の基準を満たしているかどうかを調べ、認証するものです。こうした認証の普及が無秩序な森林伐採を防ぎ、森林を健全に保ち、地球環境を守ることにつながっていきます。
世界に広く普及しているのは、FSC®認証とPEFC認証の2つです。日本にも日本独自のSGEC認証がありますが、2016年以降PEFC認証と相互認証の関係にあります。三井物産では4万4千ヘクタール、三井物産の森全山林について2006年にSGEC認証を取得、2009年にはFSC®認証を取得しました。
ここでは世界的に知られているFSC®認証の森づくりについて説明します。「FSC®認証」は世界で広く普及しており、この認証を取得することはその森林管理が高いレベルであることを証明するものといえます。

FSC®認証が目指すもの

FSC®認証とは、国際的な森林認証制度を運営する非営利国際会員制組織Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)が定めた国際基準による認証で、責任ある森林管理を客観的に担保すべく、多様な視点から10の原則と70の基準が設けられています。同協議会には環境NGO、民間企業や先住民団体などさまざまなステークホルダーが参画しており、環境保全の点からみて適切で、人権尊重等、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を世界に広めるための国際的な非営利組織です。規準では、森林管理者が経済的に成立する適切な管理を行うだけでなく、環境に配慮し、森林周辺の地域社会と良好な関係を築くことなどを求めています。三井物産の森での認証手続きの際には、全国74か所の山林のステークホルダーに対してアンケート調査が行われ、当社と各山林の管理を行う関係会社の三井物産フォレスト(株)が地域と良好な関係を構築していることも確認されました。また、FPIC原則(FPIC:Free, Prior and Informed Consent 自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意)に基づき、ステークホルダーとの対話の継続に努めています。

三井物産の森とFSC®認証

三井物産は、FSC®認証を74か所すべての森林で取得しています。これは国内における1万ヘクタール以上の森林を保有する民間企業として同認証を取得した初の事例で、認証面積としても最大となります。
また、FSC®認証のうち、森林管理を対象とするFM認証(Forest Management)を三井物産が取得し、認証山林で生産された木材が製品として完成するまで適切に流通されているかを認証するCoC認証(Chain of Custody)を三井物産フォレストが同時に取得したことで、森林認証のチェーンをつなぎ、国産のFSC®認証材の供給者としても日本最大となりました。三井物産は、日本におけるFSC®組織の会員として、また同組織の運営母体であるNPO法人FSCジャパンに理事を選任するなど、日本での認証制度の拡大、認知度向上のための様々な活動に協力・貢献してきました。FSC®が定める森林の管理規格を日本の実情に即した内容に改正する作業では「経済分会」のメンバーとして参加、約3年に及ぶ作業の中で、大規模森林所有者として実際の現場の実情を草案に反映すべく意見出しを行うほか、草案の実効性を検証するフィールドテストを当社社有林で実施するなど主体的に協力しました。

三井物産(FM)ライセンス番号:FSC® C057355
三井物産フォレスト(CoC)ライセンス番号:FSC® C031328

FSC®認証材の製品化の流れ

FSC®認証材の製品化の流れ