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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合

希少イワナ個体群キリクチが生息する渓流河川の自然再生

活動助成

案件概要

稀少魚類個体群であるキリクチは、奈良県十津川水系2水系にのみ生息している。林業の衰退から山腹が崩壊し、キリクチが生息する淵・瀬などの河川環境が消失。2006年度の三井物産環境基金の助成で、間伐材を利用した伝統的工法により、人工的に淵を造成し、生息環境の回復に成功した。その成功を受けて、河川環境の劣化が著しい、もう1ヶ所の生息地である、奈良県天川村において、同様の工事を実施するとともに、既存の人工淵の評価検証を行う。

対象領域
表土・森林生物多様性
助成年度
2007年度 第1回 活動助成
助成期間
2年
2007年7月〜2009年6月
助成金額
2,880,000円
対象地域
奈良県吉野郡熊野川水系
奈良県十津川水系における間伐材の利用による淵の造成

団体概要

日本国際湿地保全連合 会長
辻井 達一
代表者
日本国際湿地保全連合 会長
辻井 達一
設立年
1977年
設立目的
陸水域環境にとって重要な「湿地」の資源と、生物多様性の維持・復元を目指して、ラムサール条約の推進母体として、1977年に国際水禽調査局(IWRB)日本委員会として設立。その後、1995年にIWRBが国際湿地保全連合(Wetlands International:WI)に改組されたことに伴い、国際湿地保全連合日本委員会(WIJ)に名称を変更。2004年、特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合(WIJ)として設立登記した。
主な活動地域
日本を中心としたアジア・オセアニア地域
スタッフ数
常勤5名、非常勤1名、正会員15名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度1億138万円/2006年度1億485万円
連絡先
〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町3-7-3 NCC人形町ビル6F 
TEL:03-5614-2150
主な活動内容
湿地が、人間生活に重要な、水資源の欠かせない供給の場であることを踏まえて、国内外の重要な湿地、および湿地における生物多様性の保全の推進、ならびに普及啓発を通して、地球環境の保全を図ることを目的とし、調査研究、情報提供事業、技会長 辻井 達一術提供等による支援、普及啓発を実施している。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。