三井物産環境基金
助成案件を探す
INDEX="440"
NAME="世界最南限のイワナ個体群“キリクチ”の生息環境改善に関する調査研究"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2006年度,"
AREA="日本全国,近畿,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合"
特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合
世界最南限のイワナ個体群“キリクチ”の生息環境改善に関する調査研究
活動助成
- 案件概要
紀伊半島の十津川水系上流域にのみ生息するイワナ個体群、「キリクチ」の保全活動。キリクチは、生息数が減少し、水産庁が指定する絶滅危惧種となっており、また、奈良県の天然記念物。減少の主因は、土砂の流入により生息する河川の瀬や淵が埋没し、河床が平坦化したことによると考えられる。本活動では、過去2年の実験で繁殖効果が確認された、間伐材や蛇かごによる淵の人工的な造成を、より実効的な保全策として拡大し、個体数増加を促す。
- 対象領域
- 表土・森林生物多様性
- 助成年度
- 2006年度 助成
- 助成期間
- 1年
2006年7月〜2007年6月
- 助成金額
- 1,600,000円
- 対象地域
- 奈良県吉野郡 熊野川水系
団体概要
- 代表者
- 会長 辻井 達一
- 設立年
- 1977年
- 設立目的
- 陸水域環境にとって重要な、「湿地」の資源と生物多様性の維持・復元をめざして、ラムサール条約の推進母体として、国際湿地保全連合(Wetlands International)と協力関係の合意を結び、1977年に国際水禽調査局(IWRB)日本委員会として設立。その後、1995年にIWRBが国際湿地保全連合(WI)に改組されたことに伴い、国際湿地保全連合日本委員会(WIJ)に名称を変更し、2004年、特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合(WIJ)として設立登記した。
- 主な活動地域
- 日本を中心としたアジア・オセアニア地域
- スタッフ数
- 常勤5名、非常勤1名、正会員15名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2005年度1億138万円/2006年度1億485万円
- 連絡先
- 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町3-7-3 NCC人形町ビル6F
TEL:03-5614-2150 - 主な活動内容
- 湿地が、人間生活に重要な水資源の、欠かせない供給の場であることを踏まえて、国内外の重要な湿地、および湿地における生物多様性の保全の推進、ならびに普及啓発を通して、地球環境の保全を図ることを目的とし、調査研究、情報提供事業、技術提供等による支援・普及啓発を実施している。
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。