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- 三井物産「サス学」アカデミー事務局
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三井物産「サス学」アカデミー
「健康第一」という言葉はよく聞くけれど、そもそも「健康」ってどんなことや状態を言うのだろう。人生100年時代には、高齢者の割合はますます増えていくかもしれない。
未来もずっと健康でいられる為には何が必要なのか、どんな問題があって、解決に向けて何をしたらよいのか、29名の小学生が真剣に取り組んだ5日間を紹介します。
「サス学」アカデミー2018のきろくMOVIE
未来を知ることは、仕事をするときにも大切です。そのために私は未来の健康や医療について調べています。未来では、ウェアラブル(体につけられる機械)やAI(人工知能)などを使って病気の予防が強化されます。そして血液・遺伝子検査で体質を確認し、一人ひとりに合った薬と治療法で病気を治す「個別化医療」に変化。さらに体にうめこむ機械、センサーつきの薬、リハビリを助けるロボットスーツなど薬と治療法も進化します。でも今のままでは日本の医療費が増えて、みんなの負担が大きくなるかもしれません。そうならないためにも、健康な未来都市を考えてみてください。
私たちは「NOBORI(ノボリ)」というサービスで、レントゲンやMRIなどの医療用画像をためています。たくさんのデータが集まれば、お医者さんをお手伝いするAIを開発することができるようになります。他には、医療に関するデータを自分自身で持つ「パーソナルヘルスレコード」という取り組みです。カルテ、身体検査、母子手帳、お薬手帳などのデータが自分のスマートフォンで簡単に管理できるようになれば、患者さんが病気についてもっと詳しくなり、また緊急時にいつもと違う病院でも過去のデータが見られることで、より的確な治療ができるようになります。たくさんのデータを活用して便利で健康な世の中をつくるのが、私たちの仕事です。
毎年約1000万人、日本人の13人に1人がインフルエンザにかかり、1万人が亡くなっています。この怖いインフルエンザウイルスを退治するのが「Etak」です。吹きかけると一瞬でインフルエンザウイルスを消すだけではなく、抗菌バリアをつくるので効果が1週間以上続きます。発明したのは、広島大学で歯の研究をしている二川浩樹先生です。三井物産は広島大学とパートナーになって、すばらしい発明をいろいろな企業に紹介しながら商品化しています。今後は海外にも広げていきたいと考えています。中国など人口が多い国にEtakの技術を紹介することで、より多くの人たちの健康を守ることに貢献できると思っています。
「三井物産の森」とは~
全国に74か所あり、面積は合計約44,000ヘクタール。植える—育てる—伐る—使う」という林業のサイクルを守って森林を適切に管理すると同時に、多面的に利活用しています。
森林の管理方法が一定の基準を満たしているかどうかを第三者が認証する「FSC®(FSC-C057355)」と「SGEC」2つの森林認証をすべての「三井物産の森」で取得。持続可能な森林経営に取り組んでいます。
木と木の間がせまいと木が成長しにくいので、間伐をして空間をつくり光合成をしやすくします。森を育てるには、木を伐ることも必要なんです。
健康には「心」と「体」の二つが大切だと思います。二つは互いに関係していて、体が健康だと心を強く持つことができるし、逆に気持ちが弱くなっているとうまく体のパフォーマンスを出せません。健康というと体のことを中心に考えがちですが、心の健康についても一緒に考えてほしいと思います。
掲載内容は当時の情報です。
「サス学」のウェブサイトでは、「サス学」アカデミー以外にも、「サス学」の最新の取り組みや報告などを掲載しています。