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様々な学習の機会と場の提供を通じて、新たな価値を生む人材の育成を目指します。

三井物産「サス学」アカデミー

「サス学」とは、サステナブル(持続可能)な未来をつくるための学びです。地球がかかえている課題をジブンゴトとしてとらえ、サステナブルな未来をつくるアイディアを周囲と協働し実行する力を育みます。「世界中の未来をつくる」を企業使命に掲げる三井物産だからこそ、次世代の子どもたちと共にサステナブルな未来づくりに取り組むことが大切と考え2014年に開講しました。2020年にオンライン教材を制作、2021年に小中高各1校にてオンライン教材を活用した三井物産「サス学」アカデミーを実施しました。実施後のアンケート結果を元にプログラムの学校導入と効果の検証を行い、その結果を2022年8月28日に開催された(一社)日本環境教育学会・第33回年次大会にて報告しました。2022年は小中各1校にプログラムを実施しました。また、2023年3月27日に朝日新聞社により開催された先生のためのオンライン勉強会「ともに創る深いSDGsと新たな学校文化」に登壇し、当日参加された100名超の教職員に、サス学「羅針盤」や未来年表、オンライン教材について説明しました。


三井物産「サス学」アカデミー

奨学金制度を通じた次世代の人材育成

三井物産貿易奨励会

公益財団法人三井物産貿易奨励会は、1927年に創立50周年を迎えた旧三井物産が、その記念として設立した「貿易の奨励」を目的とする財団法人であり、初代会長は旧三井物産初代社長の益田孝でした。戦後、旧三井物産解散に伴い休眠状態になっていましたが、1989年に国際交流支援として、海外からの留学生に対する奨学金の給付・宿泊施設の無償貸与を事業に加えて再スタートを切り、主にアジアの留学生への奨学金給付を続けています。
これまでの支援実績は延べ414名です。

三井物産インドネシア奨学基金

インドネシアは、当社がビジネスを通じて関係を構築してきた国の一つです。1992年、日本とインドネシアの一層の関係強化に寄与し、インドネシアの発展に貢献する優秀な人材を育成することを目指して、当社は本基金を設立しました。本基金では、インドネシア人高校生を奨学生として選抜し、日本語学校から大学卒業までの5.5年間を支えています。また今年度大学に入学する奨学生から、奨学金支給のみならず、「サステナビリティ時代を担うインドネシアの国づくりに資する人材の輩出」を目指して、社会課題プログラムを実施します。

三井物産インドネシア奨学基金

このほかに、当社はペルーにおける全国工業労働訓練機関(SENATI)向け奨学金資金の寄付や、米国三井物産財団を通じた奨学金プログラムを運営しています。


三井物産インドネシア奨学基金

グローバル人材育成

三井物産は、事業を展開する国や地域の未来づくりへの貢献を目指し、次世代を担う若者たちとの相互理解を深め、国際交流につながる活動に取り組んでいます。

海外大学での冠講座

米国や中国では、海外大学における冠講座を開講しています。


日本研修を通じたグローバル人材育成

豪州三井物産は、日豪の若者の相互理解と友情の深化を図り、両国の関係強化に寄与することを目指して、1971年に「三井教育基金(Mitsui Educational Foundation)」を設立しました。本基金では、毎年8名の大学生を全豪の大学から選抜し、3週間の日本研修に派遣する活動を行っています。日本に関して幅広く学ぶ意欲を持つ優秀な若者たちが来日し、大学などの教育現場、企業や工場、そして歴史・文化的に意義のある場所などを訪問します。またホームステイで日本の生活様式を体験したり、当社に就職を予定している大学生と2日間にわたって交流を図るなど、日本を深く知るためのさまざまなプログラムが用意されています。
基金設立から2022年までの50年間で来日した学生たちは396名に上りました。


日本研修を通じたグローバル人材育成
日本研修を通じたグローバル人材育成