
社会貢献活動
地域貢献
地域社会の健全な発展に貢献し、持続可能な社会づくりを目指します。
在日ブラジル人コミュニティへの支援
三井物産は、ブラジルで幅広く事業を展開する企業として、日伯相互理解の深化と在日ブラジル人コミュニティが抱える課題解決に向けた各種支援を行っています。
在日ブラジル人学校児童生徒向け奨学金プログラム
経済的理由で学業継続が困難な児童生徒への教育機会の提供、および日本語教育強化を通じた日本社会での活躍を支援するために、2009年から奨学金を支給しており、2022年度までに4,664名の児童生徒に奨学支給しました。また2019年から小学5年生以上の奨学金受給者の日本語能力試験受験を開始、2021年は353名が受験し、内150名が合格しました。
また、奨学金プログラムの一環として、NPO法人愛伝舎、NPO法人「在日ブラジル人を支援する会」(SABJA)と協働し、在日ブラジル人児童生徒への高度教育機関への進学やキャリア選択における情報提供を目的とした在日ブラジル人学校へのキャリア教育セミナーを実施しています。
日本での高度教育機関進学や正社員雇用の必須条件となる日本語試験の合格率向上を目指し、日本語試験対策オンラインプログラムの提供も行っています。

NPO活動支援
2011年より、在日ブラジル人の多文化共生に取り組むNPO等の活動を支援(2022年3月期9団体支援)しています。地域コミュニティにおける在日ブラジル人の日本語能力向上を軸とする教育支援やキャリア形成における課題解決に取り組んでいます。
各地域における取り組み
モビリティ型のオフグリッド電源システムをタンザニア・日本で普及
三井物産環境基金では特定非営利活動法人Class for Everyoneへの助成を実施しています。Class for Everyoneはモビリティ型のオフグリッド電源システムを開発し、タンザニアの非電化地域および日本の学校・コミュニティにおいて、その作り方と使い方を学ぶ環境教育を行っています。モビリティ型オフグリッド電源システムを普及させることで電力へのアクセス拡大を目指すとともに、住民の連携を促進し、コミュニティのレジリエンス強化を目指しています。
*三井物産環境基金は2022年度で終了予定です。
韓国「全国学生日本語演劇発表大会」後援
韓国三井物産株式会社は、韓国の中学生、高校生を対象として日本文化に対する理解を深める教育助成ならびに文化交流を目的として、「全国学生日本語演劇発表大会」を後援しています。2008年から開催されている本大会は、韓国の中・高校日本語講師、約2,300名が会員となる韓国日本語教育研究会と在大韓民国日本国大使館公報文化院、日本国際交流基金ソウル文化センターが主催し、韓国三井物産と三井グループの株式会社三井住友銀行ソウル支店、三井住友海上火災保険株式会社韓国支店、三井倉庫コリア株式会社が共同後援しています。また、開催当日には、韓国三井物産の職員も、運営ボランティアとして参加しています。
韓国全土から集まった中・高校生は日韓両国の文化、歴史、社会問題などの多様なテーマを掲げて本大会へ出場し、中学生、高校大賞チームにはそれぞれ3泊4日、9泊10日にわたる日本研修の機会が与えられます。韓国三井物産は、本演劇発表大会への後援活動を通じ、今後とも日韓両国の友好関係の発展に貢献していきます。
その他の支援
ミャンマー教育環境整備支援
東京農業大学ミャンマー人留学生に対する奨学金支給