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環境課題の解決に取り組み、環境と共生する世界づくりを目指します。

各地域における取り組み

日本:谷津田再生プロジェクト

日本:谷津田再生プロジェクト

三井物産は、2007年より特定非営利活動法人アサザ基金と協働し、茨城県牛久市の荒廃した谷津田を無農薬による米作りなどを通じて再生する「谷津田再生プロジェクト」に取り組んでいます。本プロジェクトではこれまでに延べ3,500名を超えるグループ企業を含む社員とその家族が参加し、田植え、草取り、稲刈りまでを手作業で行い、収穫した無農薬米を使った日本酒の醸造、蔵出しを行う1年間を通したプログラムを継続しています。米作りとともに、現地の生物調査なども行い、ホタルなど谷津田の生態系がよみがえり、自然循環の取り組みが実感できるプログラムとなっています。
また、こうした長年にわたる里山の再生と生物多様性の保全活動が認められ、2024年度前期の環境省「自然共生サイト」に認定されました。


アサザ基金 X 三井物産 牛久の水源地の里山

2025年からは、「自然共生サイト」の活動の一環として、生物モニタリング体験をプログラムに組み入れ、生物多様性の変化や自然環境の回復状況を参加者自身が観察することで、自然再生活動の進捗を可視化していく予定です。これらの活動をとおして、社員の環境課題への理解を深め、持続可能な地域づくりへの貢献を進めてまいります。

*里山(さとやま)とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、人間の働きかけを通じて特有の自然環境が形成されてきた地域で、集落を取り巻く二次林人工林、農地、ため池、草原などで構成されるエリアのこと


谷津田再生プロジェクト

豪州:植林活動

豪州:植林活動

豪州三井物産は環境保護への貢献活動の一環として、Planet Ark主催のNational Tree Dayイベント(植林活動)に参加しています。National Tree Dayは毎年7月最終日曜日に全国各地で行われる豪州最大の植林イベントで、豪州三井物産各支店とグループ会社職員およびその家族も2015年より毎年参加しています。当日は30万人ものボランティアが植林活動に参加し、1996年の発足から今までに行った植林の数は2700万本にもおよびます。ESGへの取り組みが進んでいる豪州において、豪州三井物産は環境保護を含む社会貢献活動に力を入れており、豪州の明るい未来への貢献にこれからも積極的に取り組んでいきます。