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- 三井物産「サス学」アカデミー事務局
- mbk-susgakuTKVCZ@mitsui.com
三井物産「サス学」アカデミー
2050年、わたしたちは、いったいどんなものを食べているんだろう。
今は当たり前のように口にしているけれど、未来に起こるかもしれないことを予想すると、もしかしたら食料危機がくるかもしれない。
23名の小学生が、さまざまな課題を抱えた地域の住民となって、「食」を通じて問題の解決に挑んだ5日間を紹介します。
「サス学」アカデミー2017のきろくMOVIE
2050年には世界人口が90億人に達するともいわれ、温暖化に加え水不足、食料不足が心配されています。人間は生命を維持するために重要なタンパク質を体に取り入れる必要がありますが、持続可能な世界に向けて生産効率の高い植物タンパク質を使って開発された「ビヨンド・バーガー」は、見た目も香りも本物のお肉のよう。
三井物産は、このエンドウ豆タンパク質由来の「植物肉」の日本での販売に向けた検討を進めています。
このまま世界の人口が増え続けたら、将来は食料が足りなくなると言われています。養殖なら海に行って捕まえるよりはるかにたくさんの魚がとれるけれど、将来、海の養殖だけではおいしい魚をたくさん食べることが難しくなるかもしれません。この陸上の養殖場では水道の水を使いますが、そこではスーパー水処理マシーンが大活躍。エサの食べ残しや魚のフンを回収して、いつもきれいな水でサーモンを育てることができます。みんなが食べ物に困らず、そのうえ環境も保っていくための取り組みです。
「L8020」は、歯と歯茎の健康に役立つ乳酸菌です。発見者である広島大学の二川浩樹先生が、「みんなが80歳になっても20本の歯を残せるように」と名付けました。僕の仕事は、この菌をいろいろな会社に紹介して製品にしてもらうこと。二川先生の「この菌の良さをもっと広めたい」という願いと、「健康に良い製品をつくりたい」というメーカーの思いをつなげます。こうしてたくさんの人を「つなぐ」ことで、みんなが健康で長生きできる社会を創っていきたいと思っています。
森にはたくさんの恵みがあります。木材は家具や家の材料として使えるだけでなく、紙や燃料にもなります。二酸化炭素を吸収したり、水をきれいにしたりするのも森の重要な働きです。そして豊かな森には多くの生き物たちが息づき、その一部は人びとの食べ物として大事な役割を果たしてきました。さまざまな種類のキノコや木の実、クマやイノシシ、最近では増え過ぎて森にとっては少々厄介者になってしまったシカなども、時には食用にされています。
森は人が木を伐って使い、また植えることで生き続け、そこに住む生き物たちも暮らすことができます。
森の恵みを守るために、林業のサイクルを絶やさないことが大切です。
掲載内容は当時の情報です。
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