三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、西豪州ウェイトシアガス田(以下「ウェイトシア」)ステージ2開発を完了し、ガスの商業生産を12月6日に開始しました。三井物産は、100%子会社Mitsui E&P Australia Pty Ltd(以下「MEPAU」)を通じ、オペレーターとして、ウェイトシアの50%の権益を保有しています。
ウェイトシアは、西豪州パースの北約350kmに位置する、豪州最大級の陸上の天然ガス田です。三井物産は、ウェイトシアの権益を2018年に取得し、西豪州の製造業や消費者向けにガス供給してきました。その後、2020年に既存の生産能力日量20テラジュールに加え、日量250テラジュールのガス処理プラントを新設するステージ2開発の最終投資決断を行いました。そして今般、プラント建設が完了し、ガス商業生産を開始しました。
ステージ2の完工により、ウェイトシアは、西豪州の国内ガス需要を長期にわたり支える主要なガスソースの一つとなり、一層の安定供給に寄与します。また、豪州国外へのLNG輸出販路も併せ持つことでアジア域のエネルギー安定供給にも貢献します。LNGの生産は、三井物産が参画する豪州北西部のノースウェストシェルフジョイント・ベンチャー(以下「NWS JV」)*に委託します。
*1989年に生産を開始したLNGプロジェクトで、LNGトーリング(液化受託)サービスを第三者へ提供中。三井物産は、50%出資の持分法適用子会社Japan Australia LNG (MIMI) Pty Ltdを通じ、16.67%の権益を保有。
なお、MEPAUはウェイトシアにおける高効率なプラント設計に加え、自社の植林事業やクレジットの購入を通じてLNG生産による環境負荷を低減します。また、低炭素化事業として、ウェイトシア及び近隣の廃ガス田を活用したCO2の回収・貯留(Carbon Capture and Storage、以下「CCS」)事業化調査等を実施中です。
三井物産は、ウェイトシアにおいて、開発の計画策定に始まり、建設工事の遂行、CCSといった気候変動への取組みを、オペレーターとして、主導してきました。今後もオペレーター能力の一層の強化に努め、三井物産のマテリアリティ「持続可能な安定供給の基盤をつくる」に貢献していきます。
パートナー概要
| 会社名 | Beach Energy Limited |
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| 所在地 | North Terrace, Adelaide, South Australia 5000 |
| 設立年 | 1961 |
| 代表者 | Brett Woods |
| 従業員数 | 427名(2025年6月時点) |
| 事業概要 | Beach Energyは、オーストラリア・アデレードに本社を置くASX上場の石油・ガス探鉱・生産会社です。1961年に設立され、オーストラリアおよびニュージーランドの5つの堆積盆地で原油、天然ガス、天然ガス液を生産しています。 Beach Energyのビジョンは、持続可能なエネルギー供給を通じて株主に優れたリターンを提供し、オーストラリアを代表する国内エネルギー企業になることです。 |
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三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。本件は、6つのマテリアリティの中でも、特に「持続可能な安定供給の基盤をつくる」の実現に資する取り組みです。
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持続可能な安定供給の基盤をつくる
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環境と共生する世界をつくる
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健康で豊かな暮らしをつくる
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人権を尊重する社会をつくる
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「未来をつくる」人をつくる
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インテグリティのある組織をつくる