COP29の振り返りと トランプ時代の気候変動対策
2024年11月11日から24日(2日延長)にかけて、アゼルバイジャン共和国・バクーにて開催されたCOP29(国連気候変動枠組条約第29回締約国会議)。ここではその模様を総論的に振り返りながら、不安定化する世界情勢の中で気候変動対策はどう進展していくのかを予想していきます。
話を聞いたのは、かつて国際協力銀行にて「融資のための環境ガイドライン」やCO2排出削減を支援する融資のための「MRVガイドライン」を作成するなど環境金融にも取り組み、現在は三井物産戦略研究所で気候変動問題や生物多様性の資金メカニズムの分析をしている本郷 尚シニア研究フェローです。