Yuriプロジェクトは、三井物産と仏電力大手ENGIE S.A.社の合弁会社が、西豪州ピルバラ地域にて、太陽光パネル(18MW)及び水素製造装置(10MW)を設置し、製造されたグリーン水素を大手窒素系肥料メーカーYara International ASA社の100%子会社であるYara Pilbara Fertiliser Pty Ltd社 が保有する既存アンモニア製造設備向けにクリーンアンモニアの原料として供給する事業です。
豪州は、再生可能エネルギー資源が豊富なことから将来のグリーン水素製造国として注目されており、
2019年には国家水素戦略も策定しています。
中でもYuriプロジェクトは豪州で初めての10MW級の電解装置を用いたグリーン水素製造案件であり、
豪州再生可能エネルギー庁(ARENA)および西豪州政府から補助金による支援を受けています。
三井物産は、本プロジェクトを通じ、豪州における水素産業の拡大に貢献すると共に、脱炭素ソリューションの一つとして期待されるグリーン水素製造・供給の知見獲得を目指します。
将来は、豪州域内の拡大のみならず、他国・他地域への横展開や、日本・アジアへの輸出も視野に入れた水素バリューチェーンの構築を目指します。
Yuriプロジェクトはこちらでも紹介されています。
→豪州再生可能エネルギー庁(ARENA)
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