脱炭素を日本の「当たり前」にする ―― 政策と現場をつなぐ「もったいない」の力
2025年に提出された温室効果ガス削減目標(次期NDC)では、2035年度60%、2040年度73%という野心的な目標が掲げられた。サプライチェーン排出量算定のガイドライン改定や、2027年3月期からのサステナビリティ情報開示の段階的義務化など、制度整備は着実に進んでいる。
しかし社会実装の現場では、「何のためにやるのか」が腹落ちしないまま算定だけが目的化する、逆説的な現象も起きている。「脱炭素とは、無駄を減らすこと」――そう言い切る環境省の小野氏と山口氏に、e-dash代表の山崎が、制度と現場のギャップ、日本ならではのバリューチェーン変革の可能性、そしてそれぞれの志を聞いた。