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AI事業会社のGRID社に出資参画

2017年4月10日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、人工知能(以下「AI」)技術を開発・提供する株式会社グリッド(社長:中村秀樹、本社:東京都港区、以下「GRID社」)に出資参画しました。IoT(Internet of Things(*))の広がりにより、様々な産業分野でオペレーションデータの収集・蓄積が進んでおり、収集したデータの分析ニーズが高まっています。三井物産はこうしたニーズをタイムリーに捉え、AIコアテクノロジーを保有するGRID社と資本提携を行うことで、産業向けIoTソリューション事業の取り組みを一段と強化していきます。

GRID社は社会インフラ分野をはじめ、様々な分野で課題解決の実績を積み上げている日本でも有数のAIベンチャー企業です。自社開発した機械学習・深層学習フレームワーク“ReNom”を用いて、幅広い産業における機器設備の稼働状態を監視し、保全コストを計画的に最適化する状態基準保全(Condition Based Maintenance)、運転最適化、故障予兆検知などのソリューションに必要なコアテクノロジーを提供しています。

三井物産は2016年4月に産業向けIoTデータ管理ソフトウェアの開発・販売においてグローバルリーディング企業である米国のOSIsoft, LLC.(以下「OSIsoft社」)に出資参画し、様々なパートナー企業とOSIsoft社が開発したソフトウェア“PI System”のデータを活用したIoTソリューションの構築に取り組んでいます。三井物産はOSIsoft社のIoTデータ管理ソフトウェア“PI System”とGRID社の“ReNom”を組み合わせることによって、三井物産グループが保有する幅広い産業の事業資産やパートナー・重要顧客の課題を解決するIoTソリューションを構築・提案し、オペレーションの効率化や新たな事業モデルの構築を積極的に推進していきます。

(*)IoTは、コンピューターなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信したりすることにより、自動認識や遠隔操作、制御などを行うこと

GRID社サービス連携概念図

GRID社サービス連携概念図

GRID社概要

正式名称 株式会社グリッド
所在地 東京都港区北青山
設立年 2009年10月
代表者 中村 秀樹
事業概要 太陽光発電システムの開発・製造・販売
AI技術の研究・開発・販売およびソリューション提供 他

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述は、現時点で当社が入手している情報を踏まえた仮定、予期及び見解に基づくものであり、既知及び未知のリスクや不確実性及びその他の要素を内包するものです。かかるリスク、不確実性及びその他の要素によって、当社の実際の業績、財政状況またはキャッシュ・フローが、こうした将来に関する記述とは大きく異なる可能性があります。こうしたリスク、不確実性その他の要素には、当社の最新の有価証券報告書、四半期報告書等の記載も含まれ、当社は、将来に関する記述のアップデートや修正を公表する義務を一切負うものではありません。また、本発表資料は、上記事実の発表を目的として作成されたものであり、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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