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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、燃料電池自動車(FCEV)の車載燃料用や水素の陸上輸送用等に使用される圧縮水素タンク、システム及びバッテリーシステム、車両インテグレーション事業者のノルウェーのヘキサゴンプルス(Hexagon Purus ASA、以下「Purus社」)の転換社債5億ノルウェークローネ(約69億円)の追加引き受けに合意しました。今年3月に転換社債5億ノルウェークローネを引き受けたのに続く2回目となります。
三井物産は、世界最大の炭素繊維強化プラスチック製高圧ガス容器メーカーであるヘキサゴンコンポジット(Hexagon Composites ASA)に2016年から出資参画し、同社との協業に取り組んできました。また、同社子会社の一社で、圧縮水素タンク製造、及びタンクを用いた水素供給システム設計や商用車のインテグレーションにノウハウを持つPurus社にも参画し、欧州、米国等世界各地におけるトラック、バス等商用車のFCEVの採用、また地産地消型の水素輸送需要の拡大に向け協業を広げています。特にPurus社の事業の一つである、水素輸送用のコンテナやトレーラー、移動式水素供給装置の需要が顕在化し、欧州中心に売上が拡大しています。また燃料電池トラック向けの水素タンクや、車両インテグレーション事業でも複数の大型契約が成立し、Purus社はこれに応じた量産体制を整備しています。
三井物産は今回の転換社債追加引受けを通じ、今後施行される奨励策や規制等に伴う水素需要の拡大に向け、Purus社の設備投資増強など、さらなる成長資金需要を支えます。また戦略提携を通じ三井物産の事業・顧客基盤との連携によるモビリティの電化における新規事業機会を創出し、企業価値の向上につなげつつ、商用車に加え、船舶、鉄道、航空機等のモビリティのゼロエミッション化の実現に貢献します。
会社名 | ヘキサゴンプルスエーエスエー(Hexagon Purus ASA) |
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所在地 | ノルウェー オーレスン市 |
設立年 | 2001年 |
代表者 | Morten Holum |
従業員数 | 約650名 |
事業概要 | 水素タンク及びシステム、水素輸送用トレーラー、ビークルインテグレーション事業 |
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三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。
安定供給の基盤をつくる
豊かな暮らしをつくる
環境と調和する社会をつくる
新たな価値を生む人をつくる
インテグリティのある組織をつくる