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三井石油開発株式会社株式の追加取得について(2)

2021年12月2日


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三井物産株式会社(社長:堀 健一、以下「三井物産」、「当社」)は、2021年10月27日付「三井石油開発株式会社株式の追加取得について」において、三井石油開発株式会社(以下「MOECO」)の株式20%相当を経済産業省から追加取得(以下「本取得」)することを公表いたしましたが、その詳細について下記の通りお知らせいたします。

1. 本取得の経緯

当社は、経済産業省が10月27日付で実施したMOECO株式の同省持分(20%相当)の公開入札で同株式を落札し、詳細条件の交渉を経て、追加取得を行うべく株式売買契約書を締結いたします。本取得の実行により当社は既存持分と併せMOECO株式約94%を保有する株主になります。

2. 本取得の概要

(1)取得前の所有株式数 49,210,100株(74.26%)
(2)取得株式数 13,276,000株
(3)取得金額 716億円
(4)取得後の所有株式数 62,486,100株(94.29%)

3. 業績への影響

本追加取得影響は2021年11月2日に公表した連結決算業績予想には含まれておりませんが、影響は軽微と見込んでおります。

4. 今後の方針

MOECOは1969年に設立されて以来、タイ沖事業を中心に世界各地で探鉱・開発・生産事業を展開し、当社と共に日本を始めとする世界のエネルギー安定供給に貢献するグローバルな石油・天然ガスのポートフォリオを構築してきました。
社会の持続的な成長のために、より多くのエネルギーをよりクリーンな形で求められる「Dual Challenge」のニーズが世界中で広がっています。当社はますます加速していくその流れに対応し、より機動的に事業ポートフォリオを強化し、次世代に資するクリーンエネルギー事業の運営体制を構築・強化するために、完全子会社化も視野に入れた上で経済産業省の保有する同社株式を追加取得いたします。
当社のグローバルなネットワークを始めとする総合力とMOECOの探鉱・開発・生産事業で培った技術を始めとする知見を更に高度に融合させることで、当社グループは地熱発電事業の拡充や二酸化炭素回収・有効利用・貯留事業(CCUS事業)、更にCCUSによるクリーン燃料水素事業、クリーン燃料アンモニア事業への領域拡大など「環境と調和する社会」と「安定供給の基盤」の実現に引き続き取り組んでいきます。

5. 対象会社の概要

(1)会社名 三井石油開発株式会社
(2)本店所在地 東京都千代田区大手町一丁目2番1号
Otemachi One 三井物産ビル14F
(3)設立 1969年7月19日
(4)代表者 代表取締役社長 濵本 浩孝
(5)事業概要 エネルギー資源の探鉱、開発、生産、販売ならびに投資
(6)資本金 331億3,340万円(2021年3月末時点)
(7)売上高(連結) 995億92百万円(2021年3月末時点)
(8)従業員数 167名(2021年3月末時点)
(9)株主・持株比率 持分追加取得前 三井物産74.26%、
経済産業大臣20.03%、
その他株主5.71%
持分追加取得後 三井物産94.29%、その他株主5.71%
(10)ウェブサイト

https://www.moeco.com/index.html

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