2023.10.27
ソリューション|カーボンオフセット
JCM(二国間クレジット制度)とは?仕組みやパートナー国を紹介
JCM(二国間クレジット制度)は、先進国が開発途上国の温室効果ガス削減プロジェクトに、技術や資金を支援し、その成果としてのCO2排出削減量を貢献度合いに応じて分配する制度です。これによって、先進国は開発途上国への技術支援等を通じて、自国のCO2排出量を削減したものとみなすことができます。
日本はパリ協定が締結された2015年より前から、JCMに積極的に取り組んでおり、27か国とJCMを構築することで、既に多くの実績を挙げています。
この記事では、JCMとは何か、JCMの基本概念、メリットやCDM(クリーン開発メカニズム)との違いなどについて解説します。