そのゴミは世界へと繋がっている。UNEP本多俊一さんに聞く、廃棄物問題を通して考える地球環境
毎年5月30日は、「530(ごみゼロ)」の語呂合わせから「ゴミゼロの日」であることをご存知ですか。厚生労働省もこの時期を「ごみ減量化推進週間」とし、多くの企業や自治体がゴミを減らすキャンペーン等を行っています。
適切に処理されないゴミは、川や海など自然界に流れ出し、環境汚染につながる問題です。そこで、国連のなかで廃棄物や化学物質に特化した活動を行い、気候危機・自然危機・汚染危機を「地球三大危機」と位置付けて廃棄物の問題に向き合う国連環境計画(以下、UNEP)の本多俊一さんを訪ねました。UNEPとしての取り組みや、課題解決のために国内企業と協働できる可能性について、うかがいます。