三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：堀 健一、以下「三井物産」）は、当社関連会社である森林アセットマネジメント事業者のNew Forests Pty Limited （ニューフォーレスツ 本社：オーストラリア・シドニー、以下「New Forests」）の100%子会社New Forests Asia (Singapore) Pte Ltd（以下、「NF Asia」）が運用する、東南アジア森林資源ファンドTropical Asia Forest Fund 2 L.P.（以下、「TAFF2」）への出資契約を締結しました。また、New Forestsの共同投資家である野村ホールディングス株式会社（本社：東京都中央区、社長：奥田 健太郎、以下「野村HD」）も、子会社を通じて今般TAFF2への出資契約を締結しました。

New Forestsは、世界第2位、アジア・オセアニア最大規模の森林アセットマネジメント事業者であり、管理・運用を受託する森林資産総額は約107億豪ドル、資産面積は約120万ヘクタールに上ります。NF AsiaはNew Forestsの東南アジアの最重要拠点として、安定的な木材供給に加え環境価値や地域社会との共生を重視した森林資源投資と管理を手掛けます。これらを通じて、投資家向けの長期・安定的な投資リターンの提供と持続可能な未来の実現をビジョンとしています。

三井物産は、New Forestsと共にネットゼロエミッション社会（温室効果ガス排出量実質ゼロ）の実現など、社会の持続可能な発展に向けた取組みを拡大するため、New Forests株式を追加取得しました。今回のTAFF2への出資を通じて、今後、木材需要の増加が見込まれる東南アジアで持続可能な森林資源への投資を推進することにより、脱炭素社会の実現に貢献します。

New Forests概要

NF Asia概要

TAFF2概要