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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 日本ミャンマー交流協会

ミャンマー 持続可能な竹炭の里事業

活動助成

案件概要

ミャンマーの山間地域の人々は、仕事もなく貧しい。森林伐採・焼畑農業により森林被覆率が2015年には43%まで落ち込み、生態系サービスも減少している。一方、竹は、ミャンマーに豊富に存在する。竹炭、竹酢液は、エコな商品として、浄水、調湿、農業等で需要が伸びているが、ミャンマーには竹炭作りの技術がない。そこで、日本の炭焼き職人が、山間地域の人々に、日本の伝統技術「炭づくり」を教える。山間地域の人々が、竹林を整備し、竹窯を作って竹炭・竹酢液を作り、輸出して現金収入を得るBOPビジネスで自立する「持続可能な竹炭の里」作りを行う。収益の一部で植林を行って森林を回復して自然を保全し、その輪を広げていく。 [案件No. K19-0076]

2019年度案件決定時公表資料はこちら (PDF 1.32MB)

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2019年度 活動助成
助成期間
2年(2020年4月~2022年3月)
助成金額
7,000,000円
対象地域
ミャンマー連邦共和国
炭職人 末廣勝也さんが、日本の炭窯作りの技術を指導

団体概要

案件担当者:ド・スス・アウン
助成団体
特定非営利活動法人 日本ミャンマー交流協会
代表
事務局長 小山 茂
設立年
1997年(NPO認証は2000年7月)
設立目的
  • 技術面を介しての両国関係者・団体との交流の促進。
  • 日本語及びミャンマー語の普及事業
  • 専門家ないし若手技術者の育成
  • その他、これらに付随する事業
活動内容
  • ミャンマー海事大学と造船事業の推進
  • 航空宇宙工科大学と軽飛行機の組立とテスト飛行実施
  • タニンダリー漁連に対する海藻養殖事業の支援
  • 国際的学術会議開催の支援(2006年と2013年)
  • 白内障手術技能の指導
  • その他、活動は多岐に及ぶ。
スタッフ数
常勤 東京3名・ヤンゴン10名/会員250名(15団体)
担当者の声
日本の炭焼職人さんとミャンマーの人々が交流して、日本の竹炭の技術を普及していきたいと思っています。ミャンマーの何処にでも生えていて厄介者の竹で、木材伐採の削減やミャンマーの人々が自立して豊かになる事を期待しています。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。