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三井物産環境基金

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公立大学法人 富山県立大学

流木を活用した木質燃料製造・供給サービスによるひきこもりの就労訓練の場の創出

活動助成

案件概要

河川やダムで発生する流木は、ほとんどが焼却処分されている(毎年約23万世帯の熱量に相当)。流木は安価な燃料として活用することが出来るが、質的な不安と利益の低さから事業として取り組む者がいないという課題を有している。一方、我が国には100万人を超えるひきこもりがいるとされている。彼らの社会復帰には、就労訓練の場が不可欠だが、その量も質も不足しているのが現状である。木質燃料(薪)の製造・供給という仕事は、就労訓練として優れた条件を備えており、就労訓練であれば必要以上の利益も必要ない。本案件は流木の木質燃料化と就労訓練をマッチングし、両者がWin-Winの関係で持続的に運用できる仕組みを作り出す。 [案件No. K19-0086]

2019年度案件決定時公表資料はこちら (PDF 1.32MB)

対象領域
人間と社会のつながり
助成年度
2019年度 活動助成
助成期間
3年(2020年4月~2023年3月)
助成金額
2,751,000円
対象地域
富山県黒部市
流木を薪に成型しているところ

団体概要

案件担当者:立花 潤三
助成団体
公立大学法人 富山県立大学
代表
富山県立大学工学部・環境・社会基盤工学科 講師 立花 潤三
WEBサイト
https://www.pu-toyama.ac.jp/
担当者の声
自立支援における就労訓練の一助となること、そして、ゴミとして処分されている流木を資源として活用する仕組みを社会実装したい。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。