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三井物産環境基金

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国立大学法人 埼玉大学

ミャンマーの環境アセスメント機能強化に向けた合同調査・セミナー・教材の提供と環境政策の具現化

活動助成

案件概要

ミャンマーは自然豊かで生物の宝庫と言われながらも妥当なアセスメントがないまま土地開発が進行している。生物多様性保全の取り組みの実情は国内法が整備されているとはいえ大変厳しい。同国は本年3月に環境影響評価の実施方針を定めた団体が誕生したばかりで必要な技術的知識・技能が乏しく、何よりデータ習得が容易ではない。本申請は同国の評価団体や大学、環境保護団体と共に地下水・河川水の健全性をスクリーニングする。同国に必要かつ実施が容易な環境評価技法を提供する。目標はステークホルダーの参加を段階的に広げ、遺伝資源のみならず貧困層が利用する水の保全まで、人材育成を通して同国の環境政策の具現化に貢献することである。 [案件No. K18-0085]

2018年度案件決定時公表資料はこちら (PDF 691KB)

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2018年度 活動助成
助成期間
2年(2019年4月~2021年3月)
助成金額
5,000,000円
対象地域
ミャンマー国(ヤンゴン管区・マンダレー管区・シャン州・チン州)
マンダレー大学との河川水質調査

団体概要

案件担当者:藤野 毅
助成団体
国立大学法人 埼玉大学
代表
教授 藤野 毅
設立目的
「知の府としての普遍的な役割を果たす」、「現代が抱える課題の解決を図る」、「国際社会に貢献する」という3つの基本方針を掲げ、世界に発信できる「知」の創造を通して、知識基盤社会を支える高度な人材育成と学術研究のナショナルセンターとなることを目指す。
活動内容
専門性を軸に幅広い教養を備えた人材の育成に努めるとともに、地球規模での人類的課題や地域社会が抱える現実的課題に応える研究を積極的に推進することを理念として教育、研究、社会貢献に取り組む。
担当者の声
主に水質調査や河川生物種同定に関して「正確なデータ」が得られる環境保全のエキスパートを養成し、自らの手で失われつつある美しい自然環境を守り、人々の健康リスクを抑えることを目指します。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。