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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 SPERA森里海・時代を拓く

水辺で遊ぶ子供達と共生する水郷柳川の「うなぎの郷」づくり

活動助成

案件概要

掘割にニホンウナギを復活させ、森・海・里が連環する社会を次世代に。
水の都と呼ばれる福岡県柳川市には、低湿地に人が住み水を制御するために造られた掘割(水路)があり、かつて絶滅危惧種である二ホンウナギが多数生息していた。しかし掘割と有明海とのつながりが断絶されたことで姿を消し、掘割は荒れ果てている。本活動の目標は、柳川の掘割に二ホンウナギを復活させることだ。具体的には、シンポジウムや自然観察会、生態調査などを実施する。陸域と海とのつながりに対する市民の関心を喚起し、地域創生にも寄与すると期待できる。長期的には持続可能な水循環の再構築を目指す。 [案件No. K17-0030]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2017年度 活動助成
助成期間
3年(2017年10月~2020年9月)
助成金額
6,700,000円
対象地域
福岡県 柳川市(柳川掘割)
石倉カゴ調査で再捕されたウナギ稚魚(2017年12月)

団体概要

案件担当者:田中 克
助成団体
特定非営利活動法人 SPERA森里海・時代を拓く
代表
理事長 内山 里美
設立年
2013年
設立目的
水辺とそこに住む人間に対して、森里海連環の哲学、人と自然のつながり、水辺環境の保全と改善に関する事業を行い、環境教育と特に子供達の未来に寄与する。
活動内容
命の源である水の循環が地球生命系の根幹とする基本理念のもと、「森は海の恋人」運動と統合学問「森里海連環学」の協同により確かな未来を拓く実践活動を行っている。
スタッフ数
非常勤2名/会員60名
WEBサイト
http://morisatoumi.blog136.fc2.com/
担当者の声
海と森をつなぐ里の主役である日本ウナギ復活と同時に水辺で遊ぶ子供達の姿を復活させ地域創生モデルを示し、有明海再生と日本の沿岸環境および漁業の復活の機運を広げます。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。