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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 小笠原クラブ

アホウドリをモデルケースとした住民主体の環境保全活動の実現

活動助成

案件概要

アホウドリの繁殖地を移す取り組みを地元・小笠原諸島の人々の間に根付かせる。
特別天然記念物のアホウドリは、世界でも伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島にのみ生息している。その鳥島で火山噴火の恐れがあるため、10年前から本助成を受け、小笠原諸島の聟島に繁殖地を移す活動を開始。若鳥が帰島するなど成果が見えてきた。有人島の父島で、継続的な普及啓発活動、情報発信などへの住民参加を促進。住民が主体となって活動を継続する状況の確立を目指す。また、海外のアホウドリ類保護団体と情報交換し、協力関係を構築する。 [案件No. K17-0052]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2017年度 活動助成
助成期間
3年(2017年10月~2020年9月)
助成金額
9,700,000円
対象地域
東京都 小笠原村、ニュージーランド、ハワイ
小笠原聟島のアホウドリ(2018年1月・後ろにいるのはクロアシアホウドリ)

団体概要

案件担当者:武田 俊介
助成団体
特定非営利活動法人 小笠原クラブ
代表
代表理事長 山田 捷夫
設立年
2007年
設立目的
島民と共に企業・行政とパートナーシップを図り、自然環境保全のため調査・教育・啓蒙活動、継続可能な資源循環型社会と自立した活力あるまちづくりを実現するため提言及び協働活動、自然保護・まちづくりに関する普及啓蒙活動を行い、自然と人間が共生できる豊かな社会の実現に寄与することを目的とする。
活動内容
小笠原固有のトンボをはじめとした昆虫類に関して、行政関係機関と連携を図り、基礎的調査の実施、生息地の保全維持活動、及び情報共有を目的として地元住民に向けた啓蒙活動に参加している。さらに海鳥・ウミガメなどの保護を目的とした海岸清掃を実施。また活動ででたゴミを使い、地元子供たちへの教育活動を行っている。
スタッフ数
非常勤40名/会員40名
担当者の声
継続して事業が実施できる環境と人材を整えることによって、より多くの地元住民が当案件に携わり、アホウドリを通じ自然保護の重要性を身近に感じてもらうこと。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。