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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 森は海の恋人

震災湿地の保全・再生で森里海をつなぐ・環境教育で次世代につなぐ

活動助成

案件概要

震災湿地の保全・再生活動を切り口に、森里海のつながりの大切さを、次世代へ。
宮城県気仙沼市の舞根地区には、東日本大震災で地盤が沈下してできた震災湿地がある。そこには今や独自の生態系が形成され、環境省の「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」にも選定された。
本活動は、そんな震災湿地において、生物調査や適切な管理、環境整備を通し、健全な生態系を維持し得る良好な環境の創出を目指す。また湿地をフィールドにした環境教育を実施し、青少年が森と里と海の連環を体感できる機会を創出する。豊かな自然環境とそれを保全するノウハウを、次世代につないでいくことが狙いだ。 [案件No. K16-1011]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2016年度 活動助成
助成期間
3年(2016年10月~2019年9月)
助成金額
11,440,000円
対象地域
宮城県気仙沼市、岩手県一関市
気仙沼高校の先生方が環境調査フィールドとして活用できるか視察

団体概要

案件担当者:畠山 信
助成団体
特定非営利活動法人 森は海の恋人
代表
理事長 畠山 重篤
設立年
1989年
設立目的
NPO法人森は海の恋人は、三陸牡蠣養殖の主要地である気仙沼湾とそこに注ぐ二級河川である大川を舞台とし、「森は海の恋人」の理念の下に、森・川・海の流域全体を一つの共同体としてとらえ、豊饒な海の恵みを将来に渡って多くの人々が享受できるように、森づくり・環境教育・自然環境保全に関する3つの事業を国内外の団体と協力しながら行い、人と自然が調和した豊かな社会の構築に寄与することを目的として設立された。
活動内容
環境教育、森づくり、自然環境保全の3分野を主軸とした活動を行っている。環境教育活動では、体験学習の受入、自然観察会や講師派遣などを実施。森づくり活動では「森は海の恋人」植樹祭の実施や、植林地の維持管理作業などを行っている。自然環境保全活動では、大学など研究機関と連携し、震災後の自然環境の変化についてなど、地域の自然環境に対する理解を深めるため、継続的な自然環境調査等を実施している。
スタッフ数
常勤1名/非常勤1名/会員数154名
WEBサイト
http://www.mori-umi.org
担当者の声
東日本大震災における災害復旧工事により、震災以前よりも自然環境が失われた。このことから、次なる災害への備えとして、また、災害復旧工事の事例の一つとして豊かな自然環境を次世代へ引き継ぎたい。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。