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三井物産環境基金

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一般社団法人 SAVE IWATE

河川の厄介者オニグルミ、植林地の厄介者ヤマブドウを活用した高齢被災者のための籠細工

活動助成

復興助成

案件概要

高齢被災者のカゴ細工を収入支援につなげ、人と自然と産業の良好な関係を構築する。
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県沿岸の被災地から盛岡に避難した人々に手しごとの場を提供する。中でも高齢男性に向いた手しごととして樹皮を使った籠細工に取り組む。材料は川原などに多く自生しているオニグルミと森林の樹木に絡みつくヤマブドウ。どちらも河川管理、植林地管理のためには厄介者となっている。これらを採取し資源として活用することで、被災者の手しごとを産み出し、収入支援につなげる。さらには人と自然と産業の良好な関係を構築する。 [案件No. K15-1003]

対象領域
資源循環
助成年度
2015年度 活動助成(復興案件)
助成期間
3年(2015年10月~2018年9月)
助成金額
3,990,000円
対象地域
岩手県盛岡市、雫石町、花巻市、北上市、岩手町
1室に集まって作業を行う。冬場はほぼ毎日

団体概要

案件担当者:寺井 良夫
助成団体
一般社団法人 SAVE IWATE
代表
理事長 寺井 良夫
設立年
2011年
設立目的
東日本大震災で岩手県沿岸地域に想像を絶する甚大な被害を受けた状況から、被災地の市民の皆さんと協働し、被災者の救援、生活再建や被災地域の復興支援活動に取り組むことにより、安全で安心して暮らすことができる社会の形成に寄与する。
活動内容
  • 内陸に避難している被災者の方々のケアのための相談対応やサロン活動の場の提供
  • 被災者の方々の手しごとの場の提供(復興ぞうきん、着物リフォーム、籠細工)
  • 被災者の方々の雇用創出(和グルミプロジェクトで雇用)
  • 他団体で製作している復興グッズや被災企業の商品販売
  • 首都圏において風化防止のための啓発イベントの開催
  • 被災地の祭りを復活するための祭り道具購入費用の支援
  • 被災地の学習と支援を行うツアーの実施
スタッフ数
常勤23名/非常勤11名/正会員8名
WEBサイト
http://sviwate.wordpress.com/
担当者の声
東日本大震災から5年が過ぎましたが復興の進み具合はまだ3割ほど。それでもみな希望を持って前に進んでいます。岩手の自然が育んだやさしい風合いの樹皮を使い丹念に編み組んだ籠をぜひお使いください。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。