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三井物産環境基金

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一般社団法人 エゾシカ協会

10年後のニホンジカ管理を担う人材育成の取り組み

活動助成

案件概要

エゾシカの保護管理と被害防止、有効活用による“森とシカと人の共生”の実現。
個体数が爆発的に増加しているエゾシカ。10年後の管理の体制構築を見据え、シカの個体数管理のための捕獲を担う新たな人材育成が求められている。その人材育成を行う民間認証を創設し、普及を図る。個体数管理に効果的な捕獲に必要な知識と技能を得るカリキュラムを設定し、適切な技能を持つ人材を客観的に評価できる仕組みをつくる。さらにこの仕組みを広めるために、特別講座の開催や受講者間のネットワーク構築を行い、地域主体でシカを管理できるようフォローアップする。 [案件No. K15-0027]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2015年度 活動助成
助成期間
3年(2015年10月~2018年9月)
助成金額
9,800,000円
対象地域
北海道
モデルガンを使用した安全な銃器の取り扱いに関する実習の風景(西興部村)

団体概要

案件担当者:松浦 友紀子
助成団体
一般社団法人 エゾシカ協会
代表
代表理事 近藤 誠司
設立年
1999年
設立目的
エゾシカの個体数の爆発的増加に伴い、農林業被害や交通事故が多発して社会との間に軋轢が増加した。また自然植生の破壊に伴う森林構造の深刻な改変により、生物多様性保全上の大きな脅威となった。ただ殺すだけではない、新たな管理策が必要となったことから、森とエゾシカと人が適正な関係を築くためにエゾシカ協会が設立された。個体数管理、被害防止および資源利用を組み合わせた「資源管理」を実現することを目的とする。
活動内容
(1)エゾシカの保護管理、有効活用、農林業被害・交通事故・鉄道事故防止などについての啓発、啓蒙に関する事業
(2)エゾシカについての諸方策の企画立案及び調査研究に関する事業
(3)諸機関からの委託によるエゾシカの調査に関する事業
(4)エゾシカ肉の検査に関する事業
(5)エゾシカに関わる製品などの販売に関する事業
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
スタッフ数
常勤2名/非常勤0名/正会員57名(59団体)
WEBサイト
http://yezodeer.org/index.html
担当者の声
日本初のシカ捕獲認証をスタートさせました!北海道から沖縄まで、幅広い分野の方々にご参加いただいています。受講者のフォローアップをしつつ、常に最新の情報を取り入れながら、より良い仕組みにしていきます。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。