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三井物産環境基金

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公益財団法人 日本モンキーセンター

コンゴ民主共和国の稀少大型類人猿ボノボ保全のための感染症モニタリングと普及啓発活動

活動助成

案件概要

コンゴに生息する大型類人猿ボノボの感染症調査と地域住民への普及啓発活動。
中部アフリカ・コンゴ民主共和国のバリ地域に生息する、希少な大型類人猿であるボノボについて、感染症の罹患状況に関する調査を行う。さらにボノボの保全に向けたデータを集め、健康状態をモニタリングする。その成果をもとに地域住民に対して普及啓発活動を行うことで、ボノボと自然環境に関する住民の理解を深める。さらに現地で計画が進められているエコツーリズムを、人とボノボ双方にとって安全に実施するための基盤整備づくりに貢献する。 [案件No. K15-0018]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2015年度 活動助成
助成期間
3年(2015年10月~2018年9月)
助成金額
13,998,000円
対象地域
コンゴ民主共和国バンドゥンドゥ州バリ地域
Maleboの森に生息する大型類人猿ボノボ

団体概要

案件担当者:新宅 勇太
助成団体
公益財団法人 日本モンキーセンター
代表
所長 松沢 哲郎
設立年
1956年
設立目的
日本における霊長類学の萌芽期において、国内における霊長類研究の拠点となるべく設立。現在は霊長類などに関する調査研究を基盤に、その保護と生息地の保全を行い、社会教育・普及活動や図書などの刊行、標本などの資試料の収集、さらには福祉に配慮した動物園の設置および経営などを通じて、学術・教育・文化の発展及び地球社会の調和ある共存に資することを目的とする。
活動内容
霊長類に関する総合的な調査研究
霊長類の保護およびその生息地の保全に関わる活動
霊長類に関する環境教育ならびに社会普及活動
霊長類に関する図書および学術雑誌の刊行
霊長類の標本などの資試料の収集・管理および展示
霊長類の福祉に配慮した動物園の設置および経営
霊長類の適切な飼育・展示ならびにこれに関する技術的指導および協力
霊長類に関する研究会、講演会の開催
霊長類などに関する展示、保全、環境教育および社会普及活動に関わる人材の育成
スタッフ数
常勤42名/非常勤5名
WEBサイト
http://www.j-monkey.jp/
担当者の声
ボノボは同国にしか生息しない希少種であることから、活動地域での感染症によるアウト・ブレイクだけは防ぎたい。また、本活動が地域住民の感染症に対する意識向上につながることを期待している。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。