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三井物産環境基金

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一般財団法人 地球・人間環境フォーラム

野生動物の皮革活用と地域活性化を目指すマタギプロジェクトの推進

活動助成

案件概要

シカやイノシシの獣皮を有効活用し、産地活性化につなげるMATAGIプロジェクト。
シカ、イノシシなど激増する野生獣の農林業被害が深刻化している。捕獲対策を強化した鳥獣保護法の改正案の施行に伴い、今後、シカやイノシシの捕獲が増加するが、従来その毛皮や肉は廃棄されてきた。本活動では野生獣の皮革を貴重な自然資源と捉え、野生動物の皮革の皮はぎ、伝統的な皮のなめしの技術を広く普及させ、皮の安定供給、皮革製品の製造を進める。合わせて自然資源の有効活用による地域経済の活性化、斜陽化した皮革産業の復活を図る。 [案件No. K15-0006]

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2015年度 活動助成
助成期間
3年(2015年10月~2018年9月)
助成金額
9,477,000円
対象地域
北海道白老郡白老町、岡山県加賀郡吉備中央町、埼玉県秩父郡小鹿野町、神奈川県伊勢原市・秦野市・平塚市ほか
東京都墨田区で開催されたMATAGI展

団体概要

案件担当者:山口 明宏
助成団体
一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
代表
理事長 炭谷 茂
設立年
1990年
設立目的
環境問題に関する科学的な調査研究、政策の研究を行い、研究成果の普及啓発および政策提言を通じて環境保全施策への反映を図ることにより、内外の環境問題の解明と解決に寄与することを目的とする。
活動内容
地球・人間環境フォーラム(GEF:Global Environmental Forum)は、地球環境問題に関する科学的調査・研究、その成果の普及・啓発、政策提言に取り組む非営利の環境団体である。気候変動、森林減少、砂漠化など幅広い地球環境問題の解決や持続可能な社会の構築に向けて、行政、企業、NPO・NGO、メディアなどとの連携・ネットワークづくりを進めながら、分野横断的に取り組んでいる。
スタッフ数
常勤25名/非常勤3名
WEBサイト
http://www.gef.or.jp/
担当者の声
同事業をスタートしてから、さまざまな地域の皆さんと出会えたことは私の財産です。そして獣皮活用が推進され有効資源として“いただく命”を大切につなげていくことは、きっと地域活性化と生態系保全に役立つと信じています。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。