三井物産環境基金
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INDEX="71"
NAME="リン資源の持続的循環再利用システムの社会実装を促進するための戦略の構築"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2012年度,"
AREA="日本全国,アジア,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻 教授 大竹 久夫"
国立大学法人 大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻 教授 大竹 久夫
リン資源の持続的循環再利用システムの社会実装を促進するための戦略の構築
研究助成
- 案件概要
わが国におけるリンの循環再利用システムの社会実装に影響を与える主要な関係者を抽出し、Binderら(2007)により提唱された知識ベースの社会科学的解析法である構造的アクター解析(Structural Actor Analysis)を実施することにより、社会実装を妨げる社会・経済的要因を明らかにして、わが国においてリンの循環再利用システムの社会実装を促進する効果的な方策を提案する。
- 助成年度
- 2012年度 研究助成
- 助成期間
- 2年
2013年4月~2015年3月
- 助成金額
- 4,704,000円
- 対象地域
- 全国

団体概要

- 代表者
- 教授 大竹 久夫
- プロフィール
- 【専門分野】
生物化学工学
【所属学会】
日本生物工学会、環境バイオテクノロジー学会
【経歴(職歴・学位)】
1978年に大阪大学大学院工学系研究科醗酵工学専攻博士課程を修了し工学博士号を取得。1978年島根大学農学部助手、1983年東京大学応用微生物研究所助教授を経て、1990年広島大学工学部醗酵工学講座教授に就任。2003年より大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻教授となり現在に至る。この間、1986-1987年に米国ワシントン大学及びイリノイ州立大学で客員研究員として研究に従事した。 - 連絡先
- 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2丁目1番地 工学部C2棟3F 大竹研究室
TEL: 06-6879-7435
http://www.bio.eng.osaka-u.ac.jp/be/index.html - 共同研究者
- リン資源リサイクル推進協議会
- 研究実績 微生物による有害重金属六価クロム耐性の分子機構を解明。米国微生物学会発行の専門雑誌に発表した複数の論文は、100~200回引用されている。その後、微生物のポリリン酸代謝の分子機構を解明。この研究成果は、米国の科学雑誌『Science』などで発表。また、ポリリン酸を蓄積した下水余剰汚泥からリンを回収するHeatPhos法や、非晶質ケイ酸カルシウムを用いたリン回収技術の開発研究を行っている。2008年より、非営利全国組織であるリン資源リサイクル推進協議会の会長を務め、人類の新たなグローバル問題であるリン資源の持続的利用を実現する取組みを続けている。
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。