三井物産環境基金
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INDEX="391"
NAME="東日本大震災後の干潟生物群集の形成過程:その人為的影響と生態系機能の活用"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2014年度,"
AREA="日本全国,東北,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 東北大学大学院 生命科学研究科 教授 占部 城太郎"
国立大学法人 東北大学大学院 生命科学研究科 教授 占部 城太郎
東日本大震災後の干潟生物群集の形成過程:その人為的影響と生態系機能の活用
研究助成
復興助成
- 案件概要
本研究は、東日本大震災後に新しく出来た2つの干潟の生物多様性や生態系機能を調べるとともに、仙台湾・三陸沿岸に点在する12の干潟で市民参加型の生物モニタリング調査を行う。また、観察会や子どもを対象としたワークショップを行うことで、その成果を地域に還元していく。このように生態系研究と社会教育を連携させることで、干潟生態系の保全や活用と、そのための地域住民の郷土自然の再認識と環境意識の醸成を図る。
- 対象領域
- 生態系・共生社会
- 助成年度
- 2014年度 研究助成(復興案件)
- 助成期間
- 3年
2015年4月~2018年3月
- 助成金額
- 15,000,000円
- 対象地域
- 仙台湾(松島湾を含む)、松川浦(福島県)、宮城県南三陸町・気仙沼市、岩手県宮古市
団体概要
- 代表者
- 教授 占部 城太郎
- プロフィール
-
- 専門分野
生態学 - 所属学会
日本生態学会、日本陸水学会、Advanced Science of Limnology and Oceanography, Ecological Society of America - 経歴(職歴・学位)
1987年 東京都立大学理学研究科博士課程 単位取得退学、1988年 理学博士(東京都立大学)。1989年 千葉県立中央博物館 学芸研究員、1993年 東京都立大学理学部生物学教室 助手、1995年京都大学生態学研究センター 助教授、2003年 東北大学大学院生命科学研究科 教授。湖沼・河川・沿岸生態系を対象に生物群集の構造決定機構や環境変動に対する生物多様性応答に関する研究に従事。Limnology編集長、Oikos編集委員、日本生態学会東北地区会長。
- 専門分野
- 連絡先
- 〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3 東北大学 生物棟305室
TEL: 022-795-6681 - 協働団体
- アースウオッチジャパン、国際日本湿地保全連合
- 研究実績
-
- 占部城太郎(2014)「湖沼近過去復元法」.共立出版
- Urabe, J., T. Suzuki, T. Nishita, W. Makino. (2013) Immediate ecological impacts of the 2011 Tohoku earthquake tsunami on intertidal flat communities. PLoS ONE 8(5): e62779.
- 占部城太郎・鈴木孝男(2012)「津波影響評価と環境修復に向けた生物多様性モニタリングの重要性―干潟生態系を例に―」.用水と廃水.54: 71-78.
- 武田博清・占部城太郎(2006)「地球環境と生態系:陸域生態系の科学」.共立出版
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。