三井物産環境基金
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INDEX="390"
NAME="津波大規模撹乱の生態系への影響評価と地域再生へ向けた生物モニタリング"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2011年度,"
AREA="日本全国,東北,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 東北大学大学院 生命科学研究科 教授 占部 城太郎"
国立大学法人 東北大学大学院 生命科学研究科 教授 占部 城太郎
津波大規模撹乱の生態系への影響評価と地域再生へ向けた生物モニタリング
研究助成
復興助成
- 案件概要
干潟、水田及び島嶼は海と陸と水の境界にある生態系として重要であるが、東日本大震災の津波による深刻な影響が懸念されている。本研究は、これら生態系を対象に生物モニタリング調査を行うことで津波撹乱の影響やその地域差を把握するとともに、撹乱を受けた生態系の回復条件や阻害要因を検出することで復興へ向けたより良い土地利用や事業の推進に情報を提供し、地域が生態系の機能やサービス(恩恵)を利用できる道筋を作ることを目的とする。
- 対象領域
- 生物多様性
- 助成年度
- 2011年度 復興助成(研究)
- 助成期間
- 3年4ヶ年
2011年6月~2014年9月
- 助成金額
- 17,784,000円
- 対象地域
- 福島県、宮城県、岩手県の沿岸
団体概要
- 代表者
- 教授 占部 城太郎
- プロフィール
- 専門分野
生態学
所属学会
日本生態学会、日本陸水学会
経歴(職歴・学位)
1987年 東京都立大学理学研究科博士課程 単位取得退学、1988年 理学博士(東京都立大学)、1989年 千葉県立中央博物館 学芸研究員、1993年 東京都立大学理学部生物学教室 助手、1995年京都大学生態学研究センター 助教授、2003年 東北大学大学院生命科学研究科 教授、湖沼・河川生態系を中心とする生物群集の構造決定機構や環境変動に対する生物多様性応答に関する研究に従事。国際地球陸域統合研究計画(科学委員:2004-2006)、Limnology編集長、Oikos編集委員、日本生態学会東北地区会長 - 連絡先
- 〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3 東北大学大学院生命科学研究科
TEL: 022-795-6681 - 共同研究者
- 岩渕成紀(NPO法人たんぼ・理事長)、河田雅圭(東北大学・教授)、横山潤(山形大学・教授)、鈴木孝男(東北大学・助教)、金谷弦(国立環境研・特任研究員)他
- 研究実績
-
- ①Urabe, J. et al.(2011) Within-lake and watershed determinants of carbon dioxide in the surface water: a comparative analysis for a variety of lakes in Japanese Islands. Limnology and Oceanography, 56:49-60.
- ②Urabe, J., S. Naeem, D. Raubenheimer, and J. J. Elser (2010) The evolution of biological stoichiometry under global change, Oikos,119:737-740.
- ③槻木玲美・占部城太郎(2009)古陸水学的手法による湖沼生態系の近過去復元とモニタリング. 生物の科学 遺伝63:66-72.
- ④武田博清・占部城太郎 編・著(2006)地球環境と生態系:陸域生態系の科学. 共立出版
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。