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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 棚田LOVER’s

「棚田エコ学園農コース」による継続的な棚田保全・人材育成活動

活動助成

案件概要

棚田保全として農作業体験を実施する機関は多いが、農薬・化学肥料を使わずに、体験学習を通じて「気づき・知識を深め・主体的に実践し・次世代へと受け継ぐ教育者に養成する」までの環境学習機関は少ない。そこで本事業によって、設立したばかりの環境学習機関「棚田エコ学園農コース」の基盤を作り、生物多様性や環境、農業への理解を深め、棚田保全活動の実践および教育・指導を継続的に行える担い手増加のシステムを構築する。

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2014年度 活動助成
助成期間
2年
2014年10月~2016年9月
助成金額
4,800,000円
対象地域
兵庫県神崎郡市川町
兵庫県神崎郡市川町上牛尾の夏の棚田

団体概要

理事長 永菅 裕一
代表者
理事長 永菅 裕一
設立年
2007年(NPO法人化 2010年)
設立目的
過疎化・労働力不足・赤字の経営・鳥獣被害等により棚田が放棄され失われているという生の声を聞き、棚田を将来につなげるために設立した。農村や棚田での農作業体験、棚田の多面的機能の普及啓発を行い、学生と地域、都市と農山村の人々が相互に理解し協力し合える関係を作りあげることによって、持続可能な循環型社会の創出に寄与することが目的である
主な活動地域
兵庫県神崎郡市川町
スタッフ数
常勤2名/非常勤2名/正会員175名
年間事業規模(経常収入)
2012年度 816万円/2013年度 997万円/2014年度 1,237万円
連絡先
〒679-2326 兵庫県神崎郡市川町谷915
TEL: 090-2359-1831
http://tanadalove.com/index.html

主な活動内容
2007年から現在まで大学や商店街での棚田米試食会、棚田での田植え、草刈り、稲刈りを130回以上行う。2009年から農や食について学び交流する有機農業講座、農楽カフェ(意見交換交流会)を開始。2012年に「第14回人間サイズのまちづくり賞」のまちづくり活動部門で兵庫県知事賞を受賞。これまで112団体と連携し、棚田や農や食の重要性をメディアへの125回の掲載を通じて社会に伝えている。古民家・石垣再生も行い、移住者が10名となっている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。