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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 棚田ネットワーク

棚田保全活動に関わる地域団体の調査とそのネットワーキング

活動助成

案件概要

棚田は農業生産の場としてだけでなく、水資源、生物多様性、景観の保全の機能を併せもつが、近年、耕作放棄により環境が悪化し、人の管理が必要な里山として、市民の関心が高まりつつある。そこで本活動では、全国で棚田保全活動を展開している30団体を対象に、企業とのパートナーシップ、棚田保全の仕組み等について聞き取り調査を行い、結果をシンポジウムで発表し、団体同士のネットワーク化を図る。3年目には報告書をまとめ出版する。

対象領域
水産資源・食料生物多様性
助成年度
2007年度 第2回 活動助成 
助成期間
3年
2008年4月〜2011年3月
助成金額
5,600,000円
対象地域
日本国内の東北から九州までの棚田のある中山間地域
千葉県の大山千枚田保存会理事長へのインタビュー

団体概要

代表 中島 峰広
代表者
代表 中島 峰広
設立年
1995年
設立目的
川に例えれば、棚田地域は上流にあり、都市は下流にある。上流の崩壊は、そのまま下流の崩壊につながる。棚田ネットワークは、棚田地域での農作業体験・援農活動や、都市地域での棚田の多面的機能に関する普及啓発活動などを行い、支援を必要とする棚田地域と、支援したい都市住民を、多様な形でつなぐことによって、都市と農山村の人々が、相互に理解し協力し合える関係を作りあげ、持続可能な循環型社会の創出に寄与することを目指す。
主な活動地域
東京都、新潟県、栃木県、岐阜県ほか
スタッフ数
常勤1名、非常勤3名、正会員約260名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度595万円/2006年度509万円/2007年度727万円
連絡先
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 7-18-16-704 
TEL:03-5386-4001 
http://www.tanada.or.jp/
主な活動内容
  • ①田んぼ体験・耕作支援:新潟県十日町市や佐渡市等での米作り体験や放棄田の復田作業。
  • ②ビオトーププロジェクト:栃木県や岐阜県で、田んぼビオトープにより生態系を保全。生き物観察会等を実施。
  • ③棚田フェスティバル:全国の棚田保全団体と都市住民の出逢いの場、また、各団体のリーダー同士の意見交換の場を設け、ネットワークづくりを促進。
  • ④CSR活動:企業の農山村地域でのCSR活動をコーディネート。
  • ⑤広報宣伝:会報「棚田に吹く風」やHP等による棚田情報の発信。
  • ⑥棚田保全団体調査プロジェクト:全国の棚田保全団体の状況をデータベースとしてまとめ、広く一般に公開することで、棚田地域への多様な応援ルートを育てる。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。