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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 日本アンリ・ファーブル会

昆虫を通して都市の生態系を復活させナチュラリストを育成する活動

活動助成

案件概要

日本アンリ・ファーブル会は、昆虫を通じて自然環境問題に寄与し、子どもを中心に健全な精神を養い、育てるという理念のもとに設立された。活動の拠点であるファーブル昆虫館「虫の詩人の館」を公開し、標本や生体等の展示、標本作製教室や採集会などの普及活動を行ってきた。これらを基に、今後は都市部に暮らす人々のために真に豊かな自然環境を取り戻すことが急務であると考え、虫を通じて身近に自然の生態系を蘇らせる活動に取り組んでいく。

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2014年度 活動助成
助成期間
3年
2014年10月~2017年9月
助成金額
7,992,000円
対象地域
東京都文京区千駄木
河川敷での昆虫採集観察会

団体概要

理事長 奥本 大三郎
代表者
理事長 奥本 大三郎
設立年
2002年
設立目的
フランスの博物学者アンリ・ファーブルを一つの理想像として、子どもたちを中心に、自然に対する健全な感覚を育てることを目標とする。子どもは自然の中で仲間と遊ぶことで健全な感覚や能力を身につけるが、現代の都会環境では難しい。小動物から得る命の尊さや不思議に触れること、それはファーブルの生涯に通じる。一定の自然環境や昆虫館等を提供し、かつて日本人が持っていた自然感覚や美意識を取り戻し、ナチュラリストを育てる。
主な活動地域
東京都文京区千駄木地区、練馬区光が丘、東京近郊の自然の残る各所
スタッフ数
常勤1名/非常勤22名/正会員84名
年間事業規模(経常収入)
2012年度 581万円/2013年度 455万円/2014年度 818万円
連絡先
〒113-0022 東京都文京区千駄木5-46-6
03-5815-6464(土日午後のみ可)
http://www.fabre.jp

主な活動内容
  • ファーブルの生家を再現した昆虫館を運営し、昆虫展示などで自然の多様さを伝える
  • 講演会や実地指導を通して自然から学ぶ意義を啓蒙、またその指導者を育てる
  • 主に子どもたちに昆虫採集観察、標本作製等の普及を環境保全の一環として行う
  • 各地にある緑地を整備し、人が虫と親しめる環境作りを推進する
  • 個人収集家の貴重な標本や資料の散逸を防ぐため集積し、展示または保管する
  • 各地の類似団体と連携・交流を図る

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。