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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 日本ウミガメ協議会

グリーン・タートル・サンクチュアリの選定

活動助成

案件概要

アオウミガメは世界的に絶滅が危惧されているが、当会の過去の研究により、日本の近海が重要な餌場であり、これらの地域にアオウミガメが数多く生息することが明らかになっている。本活動では、これまでに得られた情報を整理し、特に目撃情報の多い海域を実際に調査し、アオウミガメの生息数や周辺環境を相対的に評価する。また、日本沿岸海域でアオウミガメの保全生態学上、重要な海域を選定し「グリーン・タートル・サンクチュアリ(Green Turtle Sanctuary)」と名付け、国際会議などを開催して保護区としての保全を呼び掛ける。保護区の設置や提言により、関係各国の啓蒙につながり、西部太平洋海域におけるアオウミガメの保全に貢献することができる。

対象領域
生物多様性
助成年度
2010年度 活動助成
助成期間
3年
2010年10月〜2013年9月
助成金額
17,424,160円
対象地域
日本近海のアオウミガメの生息域
一般ダイバーから生息情報を入手するダイバーズプロジェクトで寄せられたアオウミガメの写真

団体概要

会長 亀崎 直樹
代表者
会長 亀崎 直樹
設立年
1990年
設立目的
ウミガメ類とそれを取り巻く海洋環境の保全をテーマに、ウミガメに関わる団体や個人を結ぶネットワークの中心的役割を担うことを目的として設立。
主な活動地域
日本全国の沿岸域
スタッフ数
常勤7名、非常勤5名、正会員25名 
年間事業規模(経常収入)
2007年度3,813万円/2008年度6,044万円/ 2009年度7,695万円
連絡先
〒573-0163 大阪府枚方市長尾元町5-17-18 マルタビル302号
TEL:072-864-0335 
http://www.umigame.org
主な活動内容
2010年に21回目となる日本ウミガメ会議の開催や、情報誌の刊行を通じて、関係者に情報交換の場を提供し、ウミガメ類の研究および保護活動の育成・発展に努めている。具体的な実績としては、全国のウミガメ類の産卵回数を調べ、近年の急激な減少傾向を把握、全国統一の標識放流事業の実施による産卵後のアカウミガメの回遊解明、市民参加型のストランディングネットワーク構築による死亡漂着の把握、ダイバーズプロジェクトによるアオウミガメの生息域解明、書籍や資料の出版など。また、最近は講演等から青少年の環境に対する意識の向上にも努めている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。