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三井物産環境基金

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一般社団法人 バードライフ・インターナショナル・アジア・ディビジョン

極東ロシアにおける海鳥の重要生息海域の選定と保全への活用

活動助成

案件概要

極東ロシアの沿岸域には豊かな自然が残っており、この海域には多くの海鳥が繁殖している。しかし、近年の開発ラッシュでその生息域は脅かされており、早急な保全対策が必要である。本事業1年目は極東ロシアにおける海鳥の情報を収集し、海鳥にとって重要な生息海域(マリーンIBA)の選定を行う。2年目は選定した海域を出版物にまとめ、海洋・海鳥保全への関心を高めると同時に、持続的な保全の枠組みづくりを行う。 

助成年度
2013年度 活動助成
助成期間
2年
2013年10月~2015年9月
助成金額
7,176,000円
対象地域
ロシア極東地域
カムチャッカで開催された海鳥保全のワークショップ

団体概要

代表理事 鈴江 恵子
代表者
代表理事 鈴江 恵子
設立年
2002年
設立目的
渡り鳥の保護には国境を越えた協力が不可欠であるとして、バードライフ・インターナショナル(本部・英国ケンブリッジ)は1922年に初の国際環境NGOとして設立された。アジアは絶滅の危機に瀕した鳥類が最も多く、深刻な環境破壊に直面しているため、2002年に東京に事務所を設立した。2011年以降は一般社団法人として活動を強化している。アジア地域を中心に、鳥類を指標として生物多様性の保全を推進することを目的とする。
主な活動地域
ロシア極東地域を含むアジア全域を中心とする全世界
スタッフ数
常勤6名/非常勤3名
年間事業規模(経常収入)
2011年度 1億3,309万円/2012年度 1億2,851万円/2013年度 1億2,658万円
連絡先
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-14-6 TM水道橋ビル4階
TEL: 03-5213-0461
http://www.birdlife-asia.org/
共同団体
BirdsRussia(バードロシア)
主な活動内容
各国・地域の自然または鳥類保護団体とパートナーシップを結び、共通のビジョン・戦略のもと、現地に合った方法で保全活動を行う。現在、世界120カ国・地域にパートナー団体があり、グローバルなネットワークを活用し、鳥類を生物多様性をはかる指標と位置づけ、その生息環境の保護を含め、広く環境保全活動に取り組んでいる。また科学的な調査・研究にもとづく提言や助言を行うとともに、調査方法のノウハウも提供している。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。