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BirdLife South Africa (海外店推薦)

南アフリカ・重要野鳥生息地プログラム:IBAネットワークと目録の改定

活動助成

案件概要

地球の鳥類個体数は減少しており、南アフリカの鳥類の15%以上が絶滅の危機に瀕している。その主な原因は生息地の劣化とされる。南アフリカではIBA(重要野鳥生息地)は124カ所あり、バードライフ・南アフリカ(BLSA)がすべてのIBAの保全に当たっている。BLSAは、草の根から国家レベルまで社会ネットワークを構築し、IBAプログラムが継続してデータを収集し、現場レベルで保全活動が導入されるよう政策決定者へデータを提供している。更新されたIBAプログラムは、鳥類保護の上で重要な生息地を選定し、これらの地区をモニターし、地元の生息地サポートグループ(ボランティア)を通じて生息地の保全を行っている。IBAは、保全区に対する脅威の軽減、ならびに長期的な保全規制を確保する保全対策の推進を実施し、適切なIBAプログラムの実施により、人口の過剰増加、貧困、気候変動等のもとでの南アフリカの鳥類の保護を推進する。

対象領域
気候変動表土・森林生物多様性
助成年度
2012年度 活動助成
助成期間
2年
2012年10月~2014年9月
助成金額
14,996,693円
対象地域
南アフリカ
重要野鳥生息地の評価は地域の保全管理者、専門家、自然保護団体や地域社会と共に行われ、生息地や鳥種の現状を測定する

団体概要

Chief Executive Officer : Mark Anderson
代表者
Chief Executive Officer : Mark Anderson
設立年
1905年
設立目的
BLSAの使命は、野鳥観察の楽しみと、野鳥及び生息地の保護、研究、理解の促進である。BLSAの主な目的は以下の通り。
  • 鳥類絶滅の阻止
  • 鳥類の保全状況の維持、できれば改善
  • 鳥類に重要な場所や生息地の保全、ならびに必要に応じてその改善と拡大
  • 鳥類を通じて、生物多様性の保全、人の暮らしの質の向上を支援
  • 鳥類保全と持続可能な人の暮らしとの統合
主な活動地域
南アフリカ
スタッフ数
常勤26名/非常勤5名/正会員6,200名
年間事業規模(経常収入)
2011年度 1億2,798万円(換算レート 9.42円/R)
連絡先
Lewis House, 239 Barkston Drive,Blairgowrie, 2175, South Africa
TEL: 011-789-1122
http://www.birdlife.org.za
主な活動内容
BLSAの主な活動は、南アフリカの鳥類の多様性の保全、特に絶滅種とIBAの保全を目的としている。そのため、多くのプログラムを実施している。例としては、以下の通り。
  • 野鳥観察を主体とした観光プログラム開発
  • コミュニティガイド・メンターシップ開発
  • コミュニティベースの保全開発プロジェクト
  • 種の保全(ハゲトキ、コフラミンゴ、コシジロハゲワシ、ヘビクイワシ、ノガン)
  • 調査研究
  • 保全計画
  • 生息地環境修復
  • 環境教育
  • 政策・支援活動(例:環境影響評価 EIA、南アフリカでの多国間協定の実行支援、環境管理フレームワークへの参加)
  • 海鳥部門(Albatross Task Force (ATF), Regional Fisheries Management Organisations (RFMOs))

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。