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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク

福島県相馬市児童福祉施設における水耕栽培を通した情操教育、および地域住民と連携したその運営の実践

活動助成

復興助成

案件概要

福島県相馬市で建設が予定されている児童福祉施設を利用する被災児童のため、野菜の水耕栽培プラントを提供し、野菜の生育から収穫、調理し食するまでを一貫して学ぶことで情操教育へとつながる機会を提供する。地元NPOが主体となって運営するが、地域住民も参加し、協働で野菜の収穫までを行い、採れた野菜を利用した料理教室なども行うことで、本施設が地域で持続的に使われる仕組みづくりを行う。 

助成年度
2013年度 活動助成(復興案件)
助成期間
3年
2013年10月~2016年9月
助成金額
5,000,000円
対象地域
福島県相馬市
児童福祉施設の模型写真

団体概要

理事長 坂 茂
代表者
理事長 坂 茂
設立年
1994年
設立目的
災害後の被災者への「住環境」に対して迅速かつ適切な支援を継続的に行うほか、平時より中長期的な視野を持って被災者支援の体制づくりを整えるために設立した。
主な活動地域
ニュージーランド、スリランカ、中国、フィリピン、アメリカ合衆国、インド、トルコ、ルワンダ、宮城県女川町、福島県相馬市
スタッフ数
常勤2名
連絡先
〒156-0043 東京都世田谷区松原5-2-4 BANビル1F
TEL: 03-3324-6760
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_van.htm
主な活動内容
災害後の居住空間の支援を中心として世界中で活動を行っている。2011年の東日本大震災では、プライバシーがない避難所空間への支援として、紙管を利用した間仕切りを50ヶ所、1,800ユニット提供したほか、宮城県女川町の野球場仮設住宅へ壁つき家具の設置活動などを行ってきた。また、本件に関わるような運営の例として、女川町におけるコミュニティカフェの運営が挙げられ、これは仮設住宅団地に中古コンテナとテントを利用したマーケットスペースを建設・寄贈し、中古コンテナの一部をコミュニティカフェとして改装し、運営している。ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークと地元の雇用を促進するNPO、および地元住民でカフェを運営したい、お惣菜を売りたいという人が共同で利用できる場として、広く親しまれており、既に一年半にわたり地元住民が集う場として継続して利用されている。今回の相馬市における水耕栽培の運営に際しても、震災後から継続して被災地支援を行っているため、地元とのネットワークが確立できており、地域のNPOおよびシルバー人材センター、地元住民などと協力して女川町で実践してきたような活動を展開する予定である。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。