三井物産環境基金
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INDEX="219"
NAME="マレーシア・ダナムバレー森林保護区におけるツル性植物マメ科スパトロブス属の特性とオランウータンに与える影響"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2011年度,"
AREA="アジア,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 京都大学 霊長類研究所 思考言語分野 研究員 金森 朝子"
国立大学法人 京都大学 霊長類研究所 思考言語分野 研究員 金森 朝子
マレーシア・ダナムバレー森林保護区におけるツル性植物マメ科スパトロブス属の特性とオランウータンに与える影響
研究助成
- 案件概要
オランウータンが果実期以外に依存する、マメ科スパトロブス属をはじめとする植物について、これらの植物がオランウータンに多く摂取される原因を明らかにし、この植物を森林に残す活動を行う。具体的には、植物の特定と栄養分析、分布や植物動態の調査を行い、その結果を伐採法修正案にまとめる。
- 対象領域
- 生物多様性
- 助成年度
- 2011年度 研究助成
- 助成期間
- 3年
2012年4月~2015年3月
- 助成金額
- 7,027,000円
- 対象地域
- マレーシア
団体概要
- 代表者
- 研究員 金森 朝子
- プロフィール
- 【専門分野】
行動生態学、採食生態学
【所属学会】
日本霊長類学会 International Primatological Society
【経歴(職歴・学位)】
2010年 東京工業大学大学院生命理工学研究科 理学博士号取得、お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター、北区環境大学ティーチング・アシスタント
2011年 京都大学野生動物研究センター研究員
2012年 京都大学霊長類研究所 思考言語分野 研究員 - 連絡先
- 〒165-0026 東京都中野区新井5-9-8 JOYOUS NAKANO201
TEL: 090-1804-5209 - 共同研究者
- 久世濃子(京都大学 野生動物研究センター 日本学術振興会 特別研究員)
- 研究実績
- ①Kanamori T, Kuze N, Malim TP, Bernard H, Kohshima S, 2012. Fatality of a wild Bornean orangutan (Pongo pygmaeus morio): behavior and death of a wounded juvenile in Danum Valley, North Borneo, Primates vol 53, Issue 3, p221-226
- ②Kanamori T, Kuze N, Malim TP, Bernard H, Kohshima S, 2010. Feeding ecology of Borneo orangutan (Pongo pygmaeus morio) in Danum Valley, Sabah, Malaysia: A 3-year record including two mast fruitings. American Journal of Primatology 72, p820-840
- ③金森朝子,久世濃子, 2006.ボルネオ島ダナムバレー森林保護地域における野生オランウータン調査地. 霊長類研究, 22号 p51-56
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。