三井物産環境基金
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INDEX="476"
NAME="東南アジア新興国の主要都市における都市マスタープラン実施後のヒートアイランド予測とその緩和策の提案"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2011年度,"
AREA="アジア,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 広島大学大学院 国際協力研究科 開発科学専攻 開発技術講座 准教授 久保田 徹"
国立大学法人 広島大学大学院 国際協力研究科 開発科学専攻 開発技術講座 准教授 久保田 徹
東南アジア新興国の主要都市における都市マスタープラン実施後のヒートアイランド予測とその緩和策の提案
研究助成
- 案件概要
メソ気象モデルを用いたシミュレーションによって、東南アジア新興国の主要都市における都市マスタープラン実施後のヒートアイランドを予測し、それによって増大する冷房用エネルギー消費量を定量的に明らかにする。対象都市は、ベトナムのハノイ、タイのバンコク、マレーシアのクアラルンプール、ジョホールバル、インドネシアのジャカルタの5都市とする。まず、現状とマスタープラン実施後の都市気候のシミュレーションを行う。次に、マスタープラン実施前後の冷房用エネルギー消費量を比較する。さらに、各都市の状況に応じたヒートアイランド緩和策を現地研究者と共同で検討し、その緩和策による省エネルギー効果を定量的に評価する。
- 対象領域
- 気候変動エネルギー
- 助成年度
- 2011年度 研究助成
- 助成期間
- 3年
2012年4月～2015年3月
- 助成金額
- 6,800,000円
- 対象地域
- ジョホールバル、クアラルンプール、バンコク、ハノイ、ジャカルタ
団体概要
- 代表者
- 准教授 久保田 徹
- プロフィール
- 【専門分野】
建築都市環境工学
【所属学会】
日本建築学会
【経歴（職歴・学位）】
2001年 芝浦工業大学大学院地域環境システム専攻修了、博士（工学）。同大学客員研究員を経て、2003年よりマレーシア工科大学建設環境学部 ポスドク研究員。2004-2006年まで、同大学で日本学術振興会海外特別研究員。2005-2009年まで、同大学建設環境学部 専任講師。2009年より現在まで、広島大学大学院国際協力研究科 准教授。 - 連絡先
- 〒739-8529 広島県東広島市鏡山1-5-1
TEL: 082-424-6925
http://home.hiroshima-u.ac.jp/tetsu/index.html - 共同研究者
- 広島大学/准教授/田中貴宏、広島大学/助教/李漢洙、マレーシア工科大学/講師/Dilshan Remaz Ossen、バンドン工科大学/講師/Surjamanto Wonorahardjo、ベトナム建築都市農村計画研究所/研究員/Mai Dinh Ngoc・Tran ThiThu Phuong、アジア工科大学院/准教授/Ranjith Perera、カセトサート大学/講師/Sigit D. Arifwidodo
- 研究実績
- ①Toe, DHC., Kubota, T. (2013) Field measurement on thermal comfort in traditional Malay houses, AIJJ. of Technology and Design, 19(41) (in press)
- ②Surahman, U., Kubota, T. (2012) Development of a simplified LCA model for residential buildings in Indonesia: a pilot survey in Bandung, AIJ J. of Technology and Design, 18(40), pp.1003-1008.
- ③Kubota, T. and Toe, DHC. (2010) Potential of passive cooling techniques for modern houses in tropical climate of Malaysia: analysis of indoor thermal environment with various ventilation strategies, Int’l J. of Ventilation, 9(1), pp.11-23.
- ④Kubota, T., Toe, DHC. and Ahmad, S. (2009) The effects of night ventilation technique on indoor thermal environment for residential buildings in hot-humid climate of Malaysia, Energy and Buildings, 41(8), pp.829-839.
- ⑤Kubota, T., Miura, M., Tominaga, Y. and Mochida, A. (2008) Wind tunnel tests on the relationship between density and pedestrian-level wind velocity: development of guidelines for realizing acceptable wind environment in residential neighborhoods, Building and Environment, 43(10), pp.1699-1708.
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。