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国立大学法人 広島大学大学院 総合科学研究科 環境科学部門 環境自然科学講座 助教 土谷彰男

二酸化炭素ベースで見たアマゾナス州南部の変容に関する研究

研究助成

案件概要

アマゾンにおける熱帯林の消失が報道されているが、現在の伐採前線は、いわゆる「伐採アーク」と呼ばれるアマゾン南縁部から、その北方に飛び火しつつある。社会経済的な背景や対策はブラジル国内の問題であるが、二酸化炭素ベースでみた場合に、熱帯林から農地への変容は、現在のバイオマスのガス化、年間固定量の停止、土壌から大気への放出と直接・間接的なプロセスがある。本研究はそれらを計測し、歯止めをかける具体的な情報を提供することを目的とする。

対象領域
表土・森林
助成年度
2008年度 研究助成
助成期間
2年
2009年4月〜2011年3月
助成金額
4,100,000円
対象地域
ブラジル アマゾナス州
アマゾンにおける伐採された木材の積み出し

団体概要

助教 土谷 彰男
代表者
助教 土谷 彰男
プロフィール
専門分野
生物気象学、気候学、自然地理学
所属学会
日本生気象学会、日本地理学会
経歴(職歴・学位)
筑波大学水理実験センター、農業環境技術研究所、アリゾナ大学年輪研究所、広島大学総合科学部・生物圏科学研究科・総合科学研究科、理学博士(筑波大)
連絡先
〒739-8521 広島県東広島市鏡山1-7-1
FAX:082-424-0758
http://www.hiroshima-u.ac.jp
共同研究者
INPA/UFAM/Seniror Researcher/Professor/Niro Higuchi
研究実績
アマゾンの天然林、再生林の種の多様性、バイオマス、構成種の導管面積率の違い、裸面・天然林の土壌CO2フラックス・地表面熱収支の違い、先駆種の幹内蒸散流と葉面飽差、浸水林と陸上乾燥林の熱収支特性に関する論文

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。