三井物産環境基金
助成案件を探す
INDEX="426"
NAME="水枯れの信濃川・千曲川に鮭の道を拓く"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2012年度,"
AREA="日本全国,中部,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 新潟水辺の会"
特定非営利活動法人 新潟水辺の会
水枯れの信濃川・千曲川に鮭の道を拓く
活動助成
- 案件概要
信濃川・千曲川は、ダムによる遮断と環境を無視した大量の取水によって、海と山をつなぐ生き物の自然循環が断ち切られた。鮭は海と山をつなぐ自然循環の象徴的な生き物であり、当会では、自然循環を再生してゆく象徴として、鮭の道の復活をめざし、稚魚の放流活動を続けてきた。本活動では、今後、鮭の稚魚放流数を減らし、自然孵化による回帰の定着をめざした調査と実践を進め、ダム魚道の改善提案や遡上情報の把握と発信に努める。また、上流下流の学童の環境教育と体験交流を進め、長野県内に活動の持続を担う団体の確立を図る。また自立して活動を続けていけるために「鮭の道サポーター基金」の構築を図り、長野・新潟両県および首都圏の人々への広報活動を強化して、理解と協力の獲得に努めていく。
- 対象領域
- 水産資源・食料エネルギー生物多様性
- 助成年度
- 2012年度 活動助成
- 助成期間
- 3年
2012年10月~2015年9月
- 助成金額
- 7,600,000円
- 対象地域
- 新潟県及び長野県

団体概要

- 代表者
- 代表世話人(代表理事) 大熊 孝
- 設立年
- 1987年
- 設立目的
- 設立は1987年10月15日。宮崎駿監修・高畑勲監督の「柳川堀割物語」の上映&シンポジウム開催をきっかけに、新潟県内の水辺環境を考える「新潟の水辺を考える会」を立ち上げた。当会の原点は、映画で感動したドブ川再生というやっかいな活動を楽しみながら水の文化や技を掘り起こし、人づくりやまちづくりに結んでいる「柳川市民のこだわり」で、新潟の水辺環境の改善や水辺に親しむ活動を行うことである。
- 主な活動地域
- 新潟県及び国内
- スタッフ数
- 非常勤3名/正会員196名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2009年度 1,211万円/2010年度 1,220万円/2011年度 801万円
- 連絡先
- 〒950-2264 新潟県新潟市西区みずき野4-7-15
TEL: 025-264-3191
http://niigata-mizubenokai.org/ - 主な活動内容
- 活動は
- ①国内外の川再生先進地を訪ね、その手法を学ぶ視察研修
- ②自然が残る川に学ぶカヌーツアー
- ③新潟市の都市排水路である通船川、栗ノ木川の船外機船による毎月の川掃除
- ④ダムによって失われた長野への鮭回帰を、長野県民、団体、漁協、JR東日本、東京電力などと連携し、稚魚放流、ダムの魚道改修や鮭の遡上を促すクイック放流などにより信濃川・千曲川の生態系を再生する
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。